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公益社団法人日本山岳会

平日トレッキング 秋に2回(須刈岳、番屋山)行きました!!!

新型コロナの影響で平日トレッキングの実施を2年間中止し、いつ実施できるのか気をもんでいました。今年の夏を過ぎ、ようやく実施できることになり、2回計画しました。ただ、募集が遅れたため参加者が少なかったのですが、山を歩くにはちょうど良い人数だったかとも思います。

この平日トレッキングは、誰もが知っているメジャーな混雑する山ではなく、どちらかというと静かな、知られざる山々を中心とし、あまりハードでなく、幅広い年代の人でも行ける山を主とし、県内に散らばっている経験豊富な会員をリーダーに実施しております。

・須刈岳・大仏山(R4年10月27日)     

この山は会津に位置し、須刈岳は標高440m、国道四十九号線に登山口があります。会津在住の佐竹信幸さんの案内で登りました。ピラミダルな形でスギヒラタケを横目に急登もあり、また途中のブナ林は素晴らしかったです。山頂からは雲海が広がり、飯豊連峰が望めました。次は大仏山に向かいましたが、8月の豪雨で林道が荒れていて車のトラブルもあり、次回の持ち越しになりました。

・番屋山 (R4年11月9日)

番屋山は標高933.2m、吉ヶ平の奥に位置する。吉ヶ平までの林道は一車線で狭くすれ違いに注意が必要。井口礼子さんをリーダーに登りました。吉ヶ平から30分ほど登ると、雨生ヶ池がある。ここは標高555m。トラバース気味に進み、急登を行くとまもなく山頂到着だ。山頂からは正面に粟ヶ岳~青里岳~矢筈岳の稜線が、振り返れば守門岳が大きく聳えていました。

 下山は最近整備されたルートを下りました。南東側の急斜面を枝に捕まりながら下ると、突然はっきりとした踏み跡に出ました。帰ってから調べるとこれは八十里越えの「天保古道」の一部だということが分かりました。吉ヶ平に近づくと、踏み跡が迷路のように刈られていて迷いそうです。秋の恵みも沢山ありました。来年度はもう少し回数を増やしたいと考えています。早くコロナが収束することを願っています。

                 事業副委員長 佐藤レイ子

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