『蘭花譜』は、加賀正太郎(1888〜1954)が自ら育成した蘭の花の美しさを、浮世絵の技法をもって木版画で再現したもので、1946(昭和21)年、第1輯として300部を自費で制作した。日本山岳会に保管されている『蘭花譜』は、その初摺りのセットで、加賀正太郎の遺言により、1954(昭和29)年、遺族から寄贈されたものである。木版画83点、油彩の図版14点、写真の図版7点、計104点のセット中、木版画7点が欠けているが、所蔵品97点をを電子データ画像にした。
蘭花譜リスト 一覧表
蘭花譜木版画 全97点
蘭花譜解説