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日本山岳会 群馬支部

7月の北アルプス上高地集中「常念岳」班

北アルプス上高地集中「常念岳」班
吸い込まれるような絶景に囲まれながらのロングトレイル 常念岳から河童橋
上高地集中「針ノ木岳」班上高地集中「針ノ木岳」班
7月22日予定どおり、7時を少し回った頃駐車場に到着。万全の準備をして田村さんと二人で歩き出したものの、しばらく経ってから異変に気づく。ここは一ノ沢登山口ではない。なんと三股登山口に来てしまった。この先のことを考えると引き返して移動することを判断。駐車場が心配されたが祈る思いで一ノ沢登山口へ向かった。ラッキーなことに1台分の駐車スペースが空いていた。
上高地集中「針ノ木岳」班上高地集中「針ノ木岳」班
9時30分、気を取り直して一ノ沢登山口を出発。心地よい沢の音、美しい緑や花々に心を癒やされる。沢を渡るたびに手ぬぐいを濡らしながらゆっくりペースで歩み続け15時、常念小屋に無事到着。
上高地集中「針ノ木岳」班上高地集中「針ノ木岳」班
23日4時50分晴れ、日の出に安全登山を祈願して上高地までのロングトレイルの出発。まずは6時常念岳到着。360°の大パノラマにテンションが上がる。裏銀座、槍ヶ岳、穂高連峰が輝いて見える。先が長いので長居はせず出発。常念から蝶槍までの3時間半が思っていた以上に足にきた。
しかし、ずっと吸い込まれるような絶景に囲まれながらの贅沢な山行が続いた。蝶槍付近では、雷鳥のつがいに出会う。
上高地集中「針ノ木岳」班上高地集中「針ノ木岳」班
10時45分蝶ヶ岳ヒュッテに到着。キンキンに冷えた特製レモンスカッシュで乾杯。昼食をとった後、蝶ヶ岳を11時半に出発。さすがに花の100名山だけあって蝶ヶ岳周辺には、多種多様の高山植物が咲き乱れていた。
上高地集中「針ノ木岳」班上高地
12時長塀山で小休止。長い樹林帯の急坂を下り、14時徳沢登山口に到着。ここからおよそ1時間半、最後に雨に降られたが15時40分無事に山研に到着。
風呂で汗を流した後は、仲間とともに各コースを報告し合いながらの懇親会。今年も心に残る上高地集中となった。
常念岳常念岳
2021年7月22日~23日
●DAY 1 (22日 距離 6.2 km 上り1272 m / 下り 61 m)
09:53 登山口~15:21 常念乗越~15:21 常念小屋
●DAY 2 (23日 距離 17.6 km 上り1090 m / 下り 2032 m)
04:36 常念小屋~04:37 常念乗越~06:57 常念岳~09:54 蝶槍~10:45 キャンプ場~10:45 蝶ヶ岳ヒュッテ~11:22 蝶ヶ岳~12:01 長塀山~14:07 徳澤園~14:08 徳沢登山口
[Photo_Report 田中規王]

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