自然保護委員会の活動記録<履歴>

〈06年12月度〉
(1)
大台ケ原利用調整地区指定の件  
地元市町村が協力的で、順調に推移。12月1日協議会の原案通り中央環境審議会に答申される予定。07年4月発足見込み
(2)
入笠山周辺の風力発電計画
反対署名33,000筆(内 JAC約1,000筆)、推進側署名18,000筆
紆余曲折あるも、最終的に伊那市長から事業推進反対の声明が出された。
(3) 山環ネット関係
現在の参加者38名(高山植物部会12名、トイレ部会9名、登山道部会17名)              1月26日、27日事務局・部会長会議を行い、今後の推進方法を話し合う。
(4)) 07年度自然保護全国集会日程・場所
11月17日-18日(前夜泊) 山梨県西湖にて(レイクホテル西湖)                      山梨支部と共催開催の予定
〈`06年11月度〉
(1) 富国生命から山環ネット活動資金として寄付金30万円受領
(2) 近年北アでは外国人の登山者が増加傾向にあり、それに伴ってマナーの悪さが目立っている。   北アルプス山小屋友行会(穂苅康治会長/信濃支部自然保護委員長)で日韓中英4カ国後語の看板10箇所設置を計画。費用の一部を自然保護助成基金に助成を要請し受理された。
文案は、以前自然保護委員会で作成した4ヶ国語パンフレットを使用。
(3) 今春から岐阜支部で森林ボランティア活動開始。場所は小津権現岳周辺の県有林。 
11月11日現地作業を委員2名で見学した。必要に応じて本部から支援する。
(4) 入笠山周辺の風力発電計画 
現地から反対署名協力の要請があり、10月の全国集会に参加した各支部に協力依頼した。
ふたつの計画のうち丸紅/三峰川発電計画の方が今年度資源エネルギー庁宛助成金申請をおこなった。審査の結果本年度助成対象から却下された。
(5) 風力発電施設が鳥類に与える影響に関する国際シンポジウム」参加(白井)
〈`06年10月度〉
(1) 自然保護全国集会の開催
・十月二十一日〜二十二日、大山にて
・参加人員 九十四名、盛会であっ
(2) フォーラムIN八ヶ岳周辺&勝沼の開催                         
*第二十回記念集会                                       
・十月二十七日(金)〜二十九日(日)
・場所・・・小諸・上田、八ヶ岳周辺(編笠山・北八つ)、勝沼(集会)にて        
・参加人員 百名 盛会であった  
(3) 理事会報告                                           
・年次晩餐会・・・地方開催で、十二月二日(土)ウエスティング名古屋キャッスルにて翌日は、猿投の森か御在所岳登山                             
・中央分水嶺踏査・・・フォーラム、二月十七日に開催決定                
・学生部登山隊がパンバリ・ヒマール登頂
(4) 高尾の森づくりの会
・十二月二日「森の研修会」開催
・十一月十八日「法人会員招待会」開催
(5) 伊那の風力発電建設に反対する署名活動を依頼され、個人的に協力をお願いする
(6) 「風力発電施設が鳥類に与える影響に関するシンポジウム」の照会
(7) 徳本峠の復旧の件及び北アルプス外国人登山者向けパンフレット作成の件につき報告あり,意見交換
(8) 岐阜支部の森づくり支援・・・十一月十日に発足会、十一日に現地見学会
(9) 全国集会の報告と反省・・・盛会で成功だった。
(10) 今後の作業について、検討し決定
 〈`06年9月度〉
(1) 理事会報告
・中央分水嶺踏査・・・報告書作成中、「山と渓谷」と提携、一般販売用とJAC会員用の二種類作成予定                                      
・科学委員会・・・マッキンリー関連プロジェクトで、電源開発より補助金受領決定  
・秩父宮記念賞の審査開始                                  
伊那の自然エネルギーのシンポジウム報告書の件・・・六月二十五日に伊那市
(2) 役所で開催のシンポジウム「自然エネルギーと私たちの未来」の報告書が作成され百五十部受領、関係者に配布、全国集会参加者にも配布予定
(3) 高尾の森づくりの会
・子供キャンプ・・・八月二十二日〜二十三日
・新有楽町ビル一階「丸の内さえずり館」に高尾の森の展示スタート
・新人会員オリエンテーション開催・・・二十七名の新入会員のうち、七名出席
(4) JAC新入会員オリエンテーション開催・・・十月二十八日(土)集会室にて
(5) 大山全国集会の準備
・参加申込み人員の確認・・・九十名
・グループ討議のメンバー割振りの検討
・スケジュール等の最終検討及び決定
・今後の予定                                           
フォーラムIN八ヶ岳周辺&勝沼のPR第二十回記念集会・十月二十七日(金)〜二十九日(日)
(6) ・場所・・・小諸・上田、八ヶ岳(網笠山・北八つ)、勝沼(集会)にて
(7) 「木の目草の芽」第六十四号発行
 〈`06年8月度〉
(1) 八月の定例会議は休会
(2) 大山全国集会拡大実行委員会の開催・・・グループ討議のリーダーを交えて「グループ討議の具体的な進め方」を主に検討する為に開催した。
・ 十月二十一日のスケジュール等の検討決定。
・ グループ討議の具体的な進め方の検討。
・参加申込み人員の確認と決定。
・招待者・招待状の確認と決定。
・山陰支部からの「フィールドスタディの詳細スケジュール」についての報告と了承
     
 〈`06年7月度〉
(1) 理事会報告
・中央分水嶺踏査・・・十二月に報告書作成予定。採集イベントとして来年二月十七日(土)にフォーラム開催予定。
・公益法人制度改革関係・・・JACは引き続き公益社団法人を目指す。 
今後、公益社団法人となると、公益事業を意識した活動、即ち一般への働きかけが必要になる
・学生部の海外遠征隊派遣決定・・・ネパール・未踏峰「パンバリ・ヒマール」を目指す。       大台ケ原の利用調整地区指定の件・・・七月二十六日、西大台地区利用適正化検討協議会が開催され、登山者の規制人数が決定。
(2) 十一月の中央環境審議会、来年一月の利用調整地区の告示を経て、二〇〇七年四月スタートとなる。
(3) 高尾の森づくりの会
・間伐の為の手続き・・・間伐が事業として認められた事に伴い、森林管理署の立会い、承認という手続きが必要となった。
・七月八日のホタル鑑賞会・・・盛会であった。ホタルが増えている。         
山環ネットワーク・・・参加者三十四名(七月二十七日現在)
(4) コミュニケーション・ツールのブログ七月一日に業者から受け取り、七月九日に参加メンバーに引渡し,,うやくスタートラインに立つ。
(5) 大山全国集会
・交通機関の混雑予想から、団体扱い航空券、往復三十席確保。
・会長、理事、支部長、支部自然保護委員長あて宛に「案内」を送る。
・「木の目草の芽」七月号に、広報パンフレットを同封。
・今後の予定
*各担当者は、支部報告及び出席予定者の人数の確認を。
*「グループ討議」の具体的な進め方の検討・・・拡大実行委員会の開催(八月十四日)
(6) フォーラムIN・・・第二十回記念集会として開催
・十月二十七日(金)〜二十九日(日)
・場所・・・上田、八ヶ岳・網笠山(登山)、勝沼(集会)にて。
(7) 「木の目草の芽」第六十三号発行
〈`06年6月度〉
(1) 理事会報告
・風力発電を考えるシンポジューム…入笠山周辺の風力発電基地計画に伴い、6月25日伊那市で開催するシンポジュームを自然保護委員会ならびに信濃支部が後援する件、承認。
・公益法人制度改革関連法案成立、JACもより公益性のある活動が求められる。
・マナスル初登頂五十周年記念行事12月11日ネパールにて。
・中央分水嶺調査終了、来年の1または2月にフォーラム開催予定。
(2) 高尾の森づくりの会
・運営協議会の開催…6月14日開催、森林管理署、都、八王子市、地元代表、学識経験者、自然保護委員長等が出席、顔合わせと活動の紹介。今後、年一回開催を。         
・第4回子供キャンプ(京王電鉄共催)…8月22〜23日、開催予定。
(3) 山環ネットワーク
参加者30名(6月22日現在)、コミュニケーション・ツールのブログほぼ完成、7月より活動開始予定
(4) 大山全国集会「山」に掲載の案内、理事、支部長等への案内の検討。
(5) 神津島自然観察会…6月3日(土)〜4日(日) 参加人員20名。 好評。
(6) 風力発電を考えるシンポジューム開催
「自然エネルギーと私たちの未来―伊那谷の環境にふさわしい新エネルギーを探る」のテーマで、6月25日に伊那市役所多目的ホールで開催。                      自然保護委員会、信濃支部後援、委員9名、協力委員1名、緑爽会・フォーラムIN8名、信濃支部からも参加者数名。
〈`06年5月度〉
(1) 大台ケ原の利用調整地区の指定に向けての検討協議会の委員の委嘱をうけて、過去2回協議会に出席。第3回は、6月18日(日)予定。
(2) 高尾の森作りの会関係
・運営協議会の開催…50年計画について議論する場として、森林管理署が主催(事務局:高尾 の森づくりの会)して運営協議会が設置された。第1回を6月14日(水)に開催予定。
 JAC、高尾の森のメンバー、森林管理署、都、八王子市など14~5名の出席を予定。
・ 高尾の森総会…5月13日(土) この日にオープンした作業小屋で開催
・ 子供キャンプ…8/22(火)~8/23(水)実施予定。例年リピーターも多い。(京王電鉄と共催)
(3) 神津島自然観察会 6/3()6/4() 参加人員21名 うち自然保護委員8名。
(4) 山環ネットワーク
・参加申し込み者(5/24現在)26名 
ネットのコミュニケーション・ツールであるブログは、近々、業者(ガイアックス)から引渡しを受け、各部会長に渡し、部会長から各メンバーに渡す予定。
(5) 全国集会
・会費:20212泊…26,000円  211泊…17,000
・募集要領…91日までに、川越尚子宛。テーマ別、フィールドスタディコース別に希望をとる。
・上記決定に基づき、7月号「山」に参加者募集の記事掲載。
・本日発送の「木の目草の芽」に広報パンフレットを同封。
(7) 入笠山風力発電計画の件
・経偉
 「木の目草の芽」1月号で入笠山周辺の計画について問題提起、3月号で石川の例(埴崎支部委員)、山形の例(佐藤協力委員)の報告と入笠山周辺の詳しい情報の報道、3/23(木)自然保護委員会で森武昭さんを講師とした勉強会開催、4/22(土)委員6名による入笠山現地視察を実施した。
・シンポジウムの企画(財)自然保護助成基金のバックアップの基に、地元各団体、伊那市、日本自然保護協会、JAC自然保護委員会、日本野鳥の会などがかかわって、6月25日に伊那市で自然エネルギーについてのシンポジウムを開催する計画を進めている。
シンポジウムには、基調講演としてJACから、森武昭さん(神奈川工科大学教授)、パネルディスカッションのコーディネータとして、菊地敏朗さん(信濃支部・山岳ジャーナリスト)を予定
〈`06年4月度〉
(1) 理事会報告
・JAC運営方針…事務局強化の為事務局長を置く方針。
・年次晩餐会、今年は、名古屋で開催予定。
・平成20年の改正法施行に伴い、「特殊公益認定法人」の認定を目指す。
・税務調査の結果、事務処理の適正化を求められる。
(2) 大台ケ原の利用調整地区指定検討協議会に、篠崎理事、関西支部斧田氏出席。
(3) 「山環ネットワーク」発足会…425 森 宮崎 樋口 の三部会長を迎えて、開催
(4) ホームページのリニューアル…「山環ネットワーク」の発足を機に、自然保護委員会のホームページをリニューアル
(5) 入笠山周辺の風力発電予定地視察…422日、現地、伊那の方々の案内で視察。委員6名、他1名参加。
(6) 高尾の森づくりの会
・第6回植樹祭開催…4月9日(日)
・参加人員360名、1000本植樹
・資材収納小屋…第1期工事終了。
・新五ヶ年計画協約の締結…3月29日に契約締結。
(7) 神津島自然観察会…6月3日(土)〜4日(日) 参加人員22名
(8) フォーラムIN…10月27日〜29日(日)、上田、八ヶ岳、勝沼にて。
〈`06年3月度〉
(1) 理事会報告
・法改正に伴う「新公益法人会計基準」に対応するためのプロジクトチームが発足。
(2) 予算関係…公益性のある事業優先。緊縮予算となろう。
(3) 「山の環境ネットワーク」…「山」4月号で、山岳会員全員に周知広報する。
(4) 大台ケ原報告…自然公園法の利用調整地区の指定に向け第1回の検討協議会が2月26日に開催。篠崎理事、関西支部斧田参加。指定されれば全国第1号となる。
(5) 高尾の森づくりの会
・新5ヶ年の協定書調印予定。
・資材収納小屋建設認可。3月21日着工、4月8日棟上げ予定。
・植樹祭…参加者300人程度を予定
(6) 美瑛富士にトイレの設置を求める要請書署名に協力。
(7) 新委員として川島新太郎氏入会。
(8) 風力発電問題の勉強会…3月23日「風力発電の現状と課題」森武昭氏(会員)の講演。
(9) 「木の目草の芽」第61号発行
〈`06年2月度〉
(1) 理事会報告
・JAC運営方針のプロジェクト動き出す。
・法改正に伴う「公益認定法人」の認定を受ける為には会計基準のクリアーが必要、プロジェ クトチーム編成される。
(2) 大台ケ原報告…自然公園法の利用調整地区の指定検討協議会のメンバーに日本山岳会と労山が委嘱される。
(3) 風力発電問題…意見交換の結果、専門家の話を聞く勉強会の開催と現地見学会を開催予定
(4) 「山の環境ネットワーク発足…2月23日の常務理事会、自然保護委員会例会に於いて検討の結果承認された。テーマ別部会、部会長も決定。
(5) 自然保護全国集会作業分担の検討決定…10月21〜22日に開催される全国集会の作業分担に付き、全国集会実行委員会、自然保護委員会例会で検討し決定された。
(6) 高尾の森づくりの会
・第6回植樹祭…4月9日(日)10時〜
 高尾旧小下沢キャンプ場
・参加費 5百円、 学生2百円
〈`06年1月度〉
(1) 理事会報告
法改正に伴い「公益認定法人」として税制優遇を受けるため、JACではチームを設置し検討開始
(2) 高尾の森植樹祭…植樹面積0.5f、苗木千本を目標に地拵え。昨年の半分の規模。
(3) 大台ケ原報告…自然公園法の利用調整地区の指定に向け検討協議会が設立される。
自然環境保全予防措置としての意義あり。
(4) 自然観察会の予定…神津島・天上山コース、62日〜4日、費用二万円程度。
(5) 全国集会の件…山川委員長と山陰支部との打合せに基づき検討し、次の通り決定.
・大山山頂の植生復元問題を事例研究としてテーマアップする。
・全員参加のテーマ別グループ討議とする。
・「山の環境ネットワーク」の研究テーマをグループ討議のテーマとする。
(6) 「山の環境ネットワーク(仮称)」の発足について…「高山植物」「登山道」「山のマナー」のマ
ナー」「ツアー登山」「入山規制」5テーマ(案)の分科会を設け、リーダーを決めてスタートの予定。分科会は、ネット組織に。今後、委員会で細部をつめて正式発足の予定
(7) 風力発電問題について…建設に当って環境アセスの義務付けがないのが問題か。
判断材料不足の為、更なる情報収集必要、現地見学会の開催も企画。
(8) 「木の目草の芽」第六十号発行。