自然保護委員会の活動記録<履歴>

〈08年12月度〉
(1) 理事会報告(十二月十日開催)
大台ヶ原におけるニホンジカの捕獲について…今年も個体数調整のため計画的に実施
気象予報士による冬山天気予報の発信…北アルプス、立山、八ヶ岳の局地的天気予報をJACのHP
 に流す(今年はテスト期間)
山の日の制定の件…「山の日プロジェクト」(本部十名、支部五名)発足。各支部に「山の日担当者」   を置くことが決定
(2)

高尾の森づくりの会十二月十三日定例作業

(3)

山岳団体自然保護連絡会十二月四日開催

山川理事、富澤委員長出席。
各団体から「山の野生鳥獣目撃レポートポータブルサイト」普及のためのPR活動の報告あり
(4) ブータンの「氷河湖調査」検討会・研究会(科学委員会と共催)
ブータンの氷河湖調査の参加の可能性の検討会を十二月十一日に開催、両委員会から五名が出席し、岩田修二氏より話を聞く
JST/JICA・ブータンGLOF研究会が十二月十八〜十九日にあり、三名参加
(5) 「山環ネット」活性化について
十九日に現メンバーに対して活性化の呼びかけ、十二月十二日に全国の自然保護委員に対して参加の呼びかけを行った
(6) 「高尾の森との関係」の打合せの件
十二月三日に理事会、自然保護委員会、高尾の森から各関係者八名が出席し、現状を共通認識とすることを目的に開催された
(7) 二〇〇九年秋田・全国集会について…会費、テーマの具体的事項等の検討を行った
(8) 新委員として川口章子氏の推薦があり承認

〈08年11月度〉
(1) 理事会報告(十一月十二日開催)
雪崩で崩壊した岳沢ヒュッテのコースにトイレ設置の陳情書を出したいとの依頼文が、北アルプス山小屋交友会から会長宛にあり
(2) 高尾の森づくりの会…十一月八日定例作業
(3) 山岳団体自然保護連絡会関係
「山の野生鳥獣目撃レポートポータブルサイト」が十月からトライアルスタート
都岳連主催の公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」(十一月三十日)で、山岳七団体と日本自然保護協会の活動報告あり
(4) 山の環境意識調査報告書」完成  十一月二十六日に発送、配布した
(5) 科学委員会と共催の勉強会
「ブータンの氷河湖事情」(講師・立教大学教授岩田修二氏)を十一月十三日に開催
(6) 富国生命より山環ネットへの寄付金
十一月十日、三十万円受領。内二十五万円をアンケート調査の報告書作成に使った
(7) 二〇〇九年秋田・全国集会について
会 場秋田温泉プラザに決定
テーマ…「東北地方における山の環境問題」ということで方向性決定、具体的には秋田支部および東     北各支部と相談して詰める
(8) 「高尾の森づくりの会」との関係のあり方について
九月の支部長会議時提出した篠崎私案と、十月二日に篠崎委員の呼びかけにより行われた『「自然保護委員会」と「高尾の森づくりの会」の話し合い(富澤、河西、篠崎出席)について』、篠崎委員より説明があり、意見交換が行われた
(8) 「木の目草の芽」第七十七号発行

〈08年10月度〉
(1) 理事会報告(十月八日開催)
岩手支部の災害見舞金を総務委員会が呼びかけ、九月三十日現在で三十四万円集まる
高尾の森の件…今までの経緯と現在の問題点につき討議。十二月に自然保護委員会と高尾の森づくりの会との話し合いを予定
(2)

高尾の森づくりの会…十月十一日定例作業

(3)

山岳団体自然保護連絡会…九月二十五日に開催され、山川理事、富澤委員長が出席

日山協松隈氏が作成、日山協HPに掲載している「山の野生鳥獣目撃レポートポータブルサイト」について意見交換、予定通り十月トライアルのスタートを決定
都岳連主催の懇談会「山の自然環境保全・保護を考える」…十一月三十日に開催、JACは富澤委員長がアンケート「山の環境意識調査」の報告をすることに決定
日本勤労者山岳連盟「第十四回全国登山者自然保護集会」の案内…十一月十五〜十六日、秦野市表丹沢野外活動センターで開催
(4) 「山の環境問題に関する意識調査」の結果報告について…アンケート小委員会を十月六日に開催、「報告書」作成の詳細を検討決定。十一月二十六日に発行(発行部数一〇〇〇部)、「木の目」と同時発送とする
(5) 二〇〇九年秋田・全国集会関係…会場の最終決定は実行委員会に一任することに決定
テーマについては来月の委員会で集中討論する。役割分担案が示され、検討した
(6) 勉強会「ブータンの氷河湖事情」…十一月十三日に、岩田修二氏を講師に科学委員会と共催で開催予定(於JAC集会室)
(7) 勉強会「モニタリングサイト一〇〇〇について」十月二十二日、自然保護委員会例会終了後、下野綾子氏を講師に実施
(8) 「秋の南アルプス探訪の旅」…十月二十六〜二十七日に実施。「シカの食害を訪ねて北岳・草すべりへ」は八名参加。芦安にて、新曲「地球をこわさないで」記念コンサートに参加

〈08年9月度〉
(1) 理事会報告(九月十日開催)
第十六回日本山岳耐久レース(長谷川カップ)の名義後援の依頼を了承
第二回森づくり連絡協議会…八月二十三〜二十四日開催(於岐阜)、吉永常務理事出席
支部長会議…九月八〜九日開催(於上高地山研)、森づくりのあり方の議論あり
(2) 高尾の森づくりの会…九月十三日定例作業
(3) 「ヒマラヤ環境調査隊報告書」…八月二十七日に関係諸団体、関係者に発送配布。希望者には
                       一部千で頒布する
(4) シカ問題助成金の決算報告…九月九日に自然保護助成基金を訪問、決算報告をした
(5) 二〇〇九年秋田・全国集会関係…会場は交渉中。テーマについて意見交換あり
(6) 「山の環境問題に関する意識調査」の結果報告について…アンケート小委員会を、八月二十七日、九月十九日に開催、「山岳」への原稿を検討。九月三十日に原稿送付
(7) 「木の目草の芽」第七十六号発行

〈08年8月度〉
 (1) 八月は委員会休会のため、理事会報告なし
 (2) 八月十四日にヒマラヤ環境調査報告会開催また、「環境調査報告書」を発行・配布した
 (3) 山岳七団体自然保護連絡協議会…八月二十八日に開催され、山川理事、富澤委員長が出席。野生動物目撃情報の調査方法のテストランに向けての具体的検討
 (4) 高尾の森づくりの会…八月九日定例作業
 (5) 「山の環境問題に関する意識調査」の報告書作成…八月二十日に小委員会開催
「報告書」は、十一月に発行する事に決定
 (6) 八丈島自然観察会…八月二十四〜二十五日に実施。二十九名参加(会員外六名参加)

〈08年7月度〉
 (1) 理事会報告(七月九日開催)
岩手支部小野寺氏より地震被害報告あり
 (2) シカ問題について
二〇〇八年自然保護全国集会の「シカ問題シンポジウムの報告書」六〇〇部を作成、七月十五日に発送、配布した
南アルプス食害対策協議会の活動等の案内あり。七月二十六日「南アルプス食害対策シンポジウム」八月七〜九日に仙丈岳馬の背周辺にシカ防護柵を設置するためのボランティア三十名募集、山川理事参加
 (3) ヒマラヤ環境調査隊関連事項…六月三十日にヒマラヤ環境調査隊報告書の作成検討会(科学委員会の箕岡委員長主催)を開催、詳細を検討。八月中旬に発行予定
 (4)

山岳七団体自然保護連絡協議会…六月三十日に開催され、山川理事、富澤委員長が出席。
野生動物目撃情報の調査方法、用紙、集計方法等を検討。七月十四日の小委員会で、統一フォーマットを検討作成。今年テ
ストランして、来年の本格ランを目指す

 (5)

幌尻山荘の第三回トイレフォーラム…講師の森武昭氏、上幸雄氏と共に山川理事が参加。今後の解決策を探る方向で話し合い

 (6) 高尾の森づくりの会…七月十二日定例作業
 (7) 二〇〇九年自然保護全国集会関係…七月十二〜十三日に恩田実行委員長、富澤委員長、大船委員が秋田支部訪問
十二日に、支部役員と自然保護全国集会の基本コンセプト、テーマについて話し合い、会場予定施設を訪問。十三日にフィールドスタディ予定地の太平山の下見登山を行った
 (8) 八丈島自然観察会…申込み締切、最終的に三十三名の参加申込みあり
 (9) 「秋の南アルプス探訪の旅(案)」の検討…十月二十六〜二十七日実施予定。A班(シカの食害を訪ねて北岳・草すべり)、B班(「飯田龍太展」見学後、紅葉の芦安から広河原へ)の二コースを用意。担当委員決定
(10) 都岳連主催の懇談会「山の自然環境・保全・保護を考える(仮題)」の件…十一月三十日開催予定。都岳連の要望を受け、JAC自然保護委員会としては、最近の活動状況の報告をすることに決定
(11) 「山の環境問題に関する意識調査」の結果報告について…「山」への掲載に代えて、十二月発行予定の「山岳」に掲載決定。別途、「報告書」を九月に作成発行する予定
(12) 「木の目草の芽」第七十五号発行

〈08年6月度〉
 (1) 理事会報告(六月十一日開催)
富山、福岡、石川の各支部長に変更あり
多摩地区支部化について意見を聞く懇談会が開催され(六月十三日)、検討を開始
 (2) 北海道、石川支部自然保護委員に変更あり
 (3) 高尾の森づくりの会…六月十四日定例作業
 (4) シカ問題シンポジウム報告書作成小委員会…六月十日開催、報告書の編集について検討。
七月中旬発行を目指す
 (5) アンケート結果報告書作成小委員会…六月十七日開催、「山」「木の目」「正式報告書」について検討。自由記述欄の集計・分類を再検討することを決定
 (6) 山環ネット部会長会議…六月二十日開催
アンケート結果報告は、「山」への掲載に代えて「山岳」への掲載可能性を検討
新版「山のフィールドマナーノート」作成とメーリングリストの活性化について検討
 (7) ヒマラヤ環境調査報告書の作成検討会…五月二十六日開催(科学委員会と共催)、報告書の概要について検討。報告書作成後、報告会を八月に開催予定
 (8) 二〇〇九年秋田・自然保護全国集会
七月十二〜十三日に、秋田支部との打合せおよび下見を実施予定
テーマは、秋田支部の意向を踏まえて検討
 (9) 八丈島自然観察会…八月二十四〜二十五日実施予定。六月末現在、参加申込二十一名
(10) 山岳七団体自然保護連絡協議会関係
七団体共通で実施予定のシカの目撃情報アンケートの調査用紙を検討

〈08年5月度〉
(1) 理事会報告(五月十四日開催
自然保護助成基金より助成金を受領。(株)松竹より映画「ミッドナイトイーグル」協賛金(ヒマラヤ環境調査トレッキングの報告書作成に充当予定)を受領
支部活動の活性化のため支部助成金増額。
(2) 山岳七団体自然保護連絡協議会
五月二十三日開催(於・労山会議室)、山川理事、富澤委員長出席。シカの食害問題について意見交換し、今後七団体合同で調査活動をすることを確認。調査表の作成検討。
(3) 高尾の森づくりの会…五月十七日定例作業終了後、総会を開催
(4) 二〇〇八年自然保護全国集会関係
参加人員百二十七名(内一般参加四十八名)
収支報告あり。「シンポジウム関係費用」は、自然保護助成基金からの助成金を充当
(5)

「山の環境問題に関する意識調査」の報告書(除・シカ緊急アンケート)作成…小委員会を結成、九月末発行予定

(6) 「シカ問題シンポジウム」報告書作成小委員会を結成、自然保護助成基金からの助成金を充当予定
(7) 二〇〇九年秋田・自然保護全国集会
実行委員長(恩田委員)と実行委員決定
開催時期と同じ頃の下見実施を決定
(8) 二〇〇八年度自然保護委員会の各委員の役割分担とブロック担当を変更、決定
(9) 「木の目草の芽」第七十四号発行

〈08年4月度〉
(1)

理事会報告(四月九日開催) 平成十九年度事業報告・決算報告があった

(2) シカ問題のシンポジウムおよび今後の活動のため、自然保護助成基金に助成金申請
(3) 高尾の森づくりの会…四月十二日定例作業、五日・十九日臨時作業、十三日植樹祭実施
(4) 二〇〇八年自然保護全国集会関係
四月三日、アンケートの本調査集計作業打合せ会開催、作業分担決定
四月十五日現在申込状況…十九日全国集会約四十名、二十日シンポジウム約百五名。
当日の担当・スケジュールの検討、確認等
四月十九日に全国集会、二十日にシンポジウム「高山植物が危ない! 
高山帯のシカの食害を考える」を実施(於東京体育館)
(5) 二〇〇九年度全国集会の件

秋田支部との共催で秋田市での開催決定。
日時は二〇〇九年六月二十〜二十一日、フィールドスタディは太平山(県立自然公園)

本年四月十九日の全国集会でアナウンス

〈08年3月度〉
(1) 理事会報告(三月十二日開催)
二〇〇八年度予算決定。各委員会とも減額
ヒマラヤ調査トレッキング準備状況、山の環境意識アンケートの回収状況、全国集会のシンポジウムの報告をした
(2) ヒマラヤ環境調査トレッキング
Aコースは、定員オーバーのため、二日遅れの四月二十五日出発の第二隊結成(八名)。Bコースは、参加者少なく中止
三月十一日、自然保護委員、科学委員のトレッキング参加者による登山計画・調査項目等の打合せ会開催
三月十七日、慶応大学福井教授と調査事項等の打合せ(於福井研究室、山川理事、自然保護委員会の富澤委員長、科学委員会の箕岡委員長、古市委員参加)
(3)

高尾の森づくりの会…三月八日定例作業、三月二十二日臨時作業実施

(4) 二〇〇八年自然保護全国集会関係
二月二十八日、山梨・長野の関係者とシカ問題のシンポジウム関係打合せ会開催(長野県原村「ペンションGreen Grass」)
シカ食害シンポジウムの詳細スケジュールおよび出演者の検討、決定。
「南アルプスの状況について」…元島清人氏
パネルディスカッション…増沢武弘氏、西條好廸氏、塩沢久仙氏、菊地俊朗氏
三月十三日、拡大実行委員会開催
三月二十六日、参加申込状況報告と対応策の検討。担当とスケジュールの検討、決定

シンポジウム終了後、シカ問題の今後の進め方についての検討会を開催予定

(5) アンケートの本調査中間報告
三月十三日、アンケート小委員会開催
回収状況調査発送数五五三二通、回収数一九一二通、回収率三四・七%
集計業者への持込三月四日、十二日、十四日、十七日。二十四日集計結果受領
(6) 委員の異動…退任、舟根章氏。新任、佐藤登代子氏、下野武司氏、廣田博氏
(7) 「木の目草の芽」第七十三号発行

〈08年2月度〉
(1) 理事会報告(二月十三日開催)
支部懇談会…十月十一〜十二日に北九州支部で開催予定。
(2) 山岳環境講演会

二月二日開催(於JAC)、慶応大学福井教授・小畴氏・西田氏講演。約五十五名参加で、盛況だった

(3)

支部自然保護委員

栃木支部一名の追加
(4) 山岳七団体自然保護連絡協議会

二月一日開催(於労山)富澤委員長出席

「松本国際山岳自然環境会議」の報告書作成予定。地球温暖化の問題について意見交換。
(5) 高尾の森づくりの会
二月九日定例作業
(6) 二〇〇八自然保護全国集会関係
二月六日静岡訪問…山川理事、富澤委員長他三名が参加。静岡支部の協力を得て、静岡県庁にて南アルプスのシカ問題ヒアリング、静岡大学増沢教授に全国集会シンポジウムへの出演依頼、了承いただく。静岡支部メンバーとシカ問題の打ち合わせ会食。
実施要領の確認。担当およびスケジュールの検討、決定。
(7) 新年度からの新委員二名(下野武司氏、廣田博氏)の推薦があり、承認
〈08年1月度〉
(1) 理事会報告(一月二十三日開催)
第一回森づくり連絡協議会開催(於名古屋)…河西委員出席。広島、福井、関西、京都、岐阜、東京、東海七支部参加。
吉永常務理事より「公益法人化と森づくり」の話あり。
アンケート本調査の件…常務理事会で「アンケートの対象をJAC会員全体に」との提案あり。
アンケート担当者会議での検討結果を理事会に付議、提案通りに決定。
(2) 支部新任自然保護委員

関西支部三名、岐阜支部一名の追加。

(3) 高尾の森づくりの会
一月十二日定例作業。
(4) 二〇〇八自然保護全国集会(於東京)
実施要領を検討、決定…四月十九日は「山の環境問題に関する意識調査(本調査)」の結果報告と討議
二十日はシンポジュウム「高山帯におけるシカの食害について考える」開催。会場は、東京体育館。
担当とスケジュールを検討、原案通り決定。
一月十五日に、岐阜支部の西條副支部長に上京いただいて、シカ問題の検討会実施。
(5) アンケート本調査
JAC全会員を対象に実施。
「シカの食害に関する緊急設問」追加。
発送二月二十日(総会案内に同封)、回収三月五日。集計作業は、外部業者に依頼。
(6) 自然保護委・科学委共催
「ヒマラヤ環境調査トレッキング」(四月二十三日出発)と「山岳環境講演会」(二月二日)の案内あり。
(7)
新年度からの新委員二名
(玉田眞一氏、佐藤登代子氏)の推薦があり、承認。
(8) 自然観察会
八丈島、八月二十四〜二十五日に決定。岐阜支部西條副支部長の案内。
(9) 「木の目草の芽」第七十二号発行