2018「北八甲田登山道維持ボランティア活動」

 

6月30日(土)は「北八甲田登山道維持ボランティア活動」登山道刈払作業を行ってきました。

7月8日(日)「八甲田山の日」山開き記念登山大会を前にして、作業日程がたたないと、

気持ちを落ち着かせる余裕が出来ません。天候に左右される作業です。

梅雨時期は予定通りに進まないことが多く、この日も天気予報では良い状況ではありませんでした。

その様な中、頼れるメンバーが酸ヶ湯駐車場に集合してくれました。

参加者は上野・須々田・清野・津島・中村()・小倉の6名で、ほぼ昨年と同じメンバーです。

目的意識がハッキリしているので、作業を効率よく進めることが出来ました。(画像・文章:小倉)

 

 

天候に不安を感じながらも、酸ヶ湯登山口より作業を開始します。

「作業お知らせ旗」を取り付け、登山者に作業中であることの意思表示を促します。前後からの登山者に声を掛けながら進むと、時折「お疲れ様です。」、「有り難うございます。」と返答があります。「参加して良かった。」と一瞬心に安らぎを感じる時です。

 

登山口から入って間もなく、新しい木道が設置されていました。

今月、下見登山を何回か行っていましたが、見る事は有りませんでした。雪解け水よる洗掘が激しい事は、機会がある度に役所へ報告しています。

荒れた登山道は、見た目も美しいものでは有りません。早期整備を進めて欲しいものです。

 

 

須々田会員が慣れた手際で、笹藪を気持ち良く刈り込んで行きます。幅員が広くなると、登山道上も明るくなります。毎年のように刈払作業を行っていますが、毎年の様に相当量の笹が出ます。作業を終えた部分は、同じ登山道と少し違って見えるようです。

 

 

 

津島会員は先頭を切って進みます。先だって地元の「大倉岳」登山道の刈払作業も行ったとの事です。その際、腰痛となり「我だっきゃ、戦力さなんねぇやーツ!!」と言いつつ、最後まで刈払機を手放すことの無かった永孚さんでした。

 

 

刈払作業をしていると「ムラサキヤシオツツジ」が、満開の状態で咲き誇っていました。作業をしている山男たちは、優しく微笑み返す様な花を傷つけない様に刃を入れて行きます。美しい花達を鑑賞して、楽しい登山が出来る様にと、作業に気持ちが入ります。

 

 

「地獄湯の沢」手前で須々田会員に替わり、上野会員も刈払機を操作します。燃料も底を尽きはじめました。

沢頭までは中村」(光)会員が、刈込ハサミで気になる箇所を処理してくれました。「八甲田山の日」を迎える事ができそうです。清野会員の背負っている背負子は腰当たりが悪く、小倉も同様に燃料を運んだので、2名程腰痛となりました。来年の課題とします。

 

 

 

今回の作業に参加した6名の支部会員です。「八甲田山の日」に間に合うことが出来て、事務局長は心を撫で下ろして居た様子でした。

このメンバーは、なんとも頼りになる頼もしい仲間です。多少のにわか雨は有りましたが、作業に影響するものでは有りませんでした。怪我人も無く、無事に終了出来た事に感謝です。