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公益社団法人日本山岳会

2020年度活動報告 ( 2021.3.31)

 今年度(令和2年度)は新型コロナ・ウイルスの騒ぎで、2月中旬頃より8月末までと12月から翌年の2月までは、

山行と月例会は実施できず、全ての活動が中止となりました。従ってこの活動報告書は2020年9月から11月まで

のものと翌年の3月(一部は4月1日まで)のものです。

2020年度(2021年4月1日まで)の九五会の行事に対して多くの方々のご参加をいただき、又山行での宿、その

他のご協力を賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。2020年度の活動を次の通り報告致します。

     <2020年4月~8月までと、2020年12月~2021年2月まではコロナの件で山行はなし。>

                          記

1.山行 年間4回実施

1)箱根外輪山ハイキング  10月28日(水)。

参加者: 河野、清水、西村、富田、福岡、伊豫田、小松崎、喜多、近藤、福岡。 (10名)

行 程:  乙女峠バス停~乙女峠~丸岳<昼食>~長尾峠~湖尻桃源台・解散。

 行程中、一人足の弱くなった人が居り、ブレーキとなったため、乙女峠の中間点より、

             女性二人が付き添って下山し、バスで湖尻桃源台に行き、5時過ぎに他の7名と合流した。

             更に、丸岳で昼食後しばらく行ってから、再三足攣る人がいて、時間がかかってしまった。

             湖尻桃源台への到着が5時を過ぎてしまった。

             新型コロナ・ウイルスの影響で、春以来山に行っていない人が多い為、予定時間より大幅に

             遅れてしまい、少し暗くなってからの到着となり、今後の反省点となった。

             一方、乙女峠では富士山が綺麗に見えた。更に丸岳を過ぎたあたりからの箱根は、湖やゴル

             フ場、及び周りの山々が良く見え、箱根外輪山の山々の成り立ちを、福岡氏より詳しく説明

             して貰い、大いに参考になった。

2)ロッジ山旅利用の山行   11月29日(日)~30日(月)。 一泊二日。       

参加者: 河野、高橋(30日のみ参加)、富田、小松崎、喜多。 (5名)。

        行 程: 29日(日):晴れ。 片山(665m)に登頂。

               JR 甲府駅(9:40)=(ロッジ山旅の車)=千代田湖畔の駐車場(10:20)(555m)~

               武田の杜・健康の森の周回コース~片山(665m)(昼食)~千代田湖畔の駐車場=

               銀河鉄道展望公園=パノラマの湯(入浴)=ロッジ山旅 (泊)

             30日(月): 晴れ。 浅間山(センゲンヤマ)(594m)に登頂。

                 ロッジ山旅=JR韮崎駅(高橋さん合流)=市川三郷町みはらしの丘「みたまの湯」

               駐車場= 歌舞伎公園そばの駐車場(10:25)(280m)~浅間山(594m)(12:30)

               (昼食) ~「みたまの湯」駐車場(14:00)(入浴)=JR韮崎駅・解散

          片山は甲府の北側にあり、千代田湖畔の西に位置する高度665mの山で、一方、浅間山は

 甲府盆地の南側の市川三郷町にある高度594mの山である。新型コロナで延期となった

今回の二山は、人が少なく静かな山行と紅葉が楽しめるコースで、コロナ禍に加えて加齢で

           体力・脚力が衰えている参加者には丁度良いコースであった。

      両日共晴天に恵まれ、紅葉も良く見え、また眺望も良く、八ヶ岳、茅が岳、金峰山、大菩薩嶺

の連山、近くの櫛形山など南アルプス前衛の山々が見渡せ、楽しい2日間であった。

 3)スキー山行(志賀高原)  3月21日(日)~3月23日(火)。 宿泊:やまゆり荘。

参 加 者 : 福岡、遠藤、福岡。  (3名)

21日(日) 雨。 

  雨天のためスキーは中止して、志賀高原への途中、地獄谷温泉に 猿の入浴を見に行ったが、

暖かな日のため入浴シーンは見られなかった。

  22日(月) 晴れ。

  奥志賀中心に一の瀬まで滑ってスキーは終了。 前夜の冷え込みで、アイスバーン気味で

  硬く、凹凸斜面は極めて滑りにくい。 ゲレンデのスキー客は少ない。

  23日(火) 晴れ。

    横手、渋峠へ。 渋峠の斜面は快調。 客も少なく思う存分滑れた。火山活動が活発化した

    浅間山山頂火口からの強い噴気を眺める。 昼食は横手山頂ヒュッテでパン食。

    3時頃蓮池着・解散。

    当初は2月中旬に実施予定であったが、コロナの自粛要請により延期し3月下旬となった。

    一昨年まで良く利用した蓮池バス停近くの“やまゆり荘”に宿泊し、志賀高原の各スキー場を

    滑り、快晴の中3月の残雪期のゲレンデで思い切りスキーを楽しんだ。

    コロナ感染の危険性は、車の中の密くらい。 ゴンドラは定員減。マスク着用。 シャトル

    バスも、ガラガラだった。

      反省事項: 実施日の間際の開催案内のため、参加者が少なかった。 時期も遅すぎて暖冬気候でゲレンデ

            コンデイションが良くなかった。

4)上野原・能岳~八重山の山行   4月1日(木)。 晴れ。

     参加者: 高橋、西村、小出、野口、伊豫田、遠藤、小松崎、喜多、村尾、茂呂、櫻井、嶋田、近藤、

          生野、渡辺。  15名 。

   行 程 :JR上野原駅(8:46)=(バス)=向風バス停(9:20)~登山口(9:40)~桑原峠眺望処

(10:05)~能岳(543m)(11:00)~八重山・山頂(531m)(11:20~12:00)(昼食)

~展望台12:20/50)~上野原中学近くのトイレ(13:25)~大堀バス停(13:38)=

JR上野原駅(14:00)解散。

     最初の計画では3月下旬に実施する予定であったが、一部参加者の都合で、4月1日の実施と

なった。 しかし、終日快晴に恵まれ、桜の花やシュンランの花の観賞と周りの山々の同定等で

楽しいハイキングとなった。マムシ草は能岳の登りのコースに20数本と八重山の下りのコースに

10数本見られ、 また、シュンランの花は能岳から八重山への山の稜線上に20株以上見られ、

皆で個々に写真を撮るのに夢中となり、かなりの時間を楽しんだ。山の稜線上及び八重山展望台

からは、周囲の山々(陣馬山、景信山、石老山、権現山、扇山、丹沢山稜の山々等)が見渡せ、

山の同定を楽しんだ。 今回は途中シュンランの花の写真を撮ったり、休憩を何度も取ったりした

ゆっくりペースの楽しいハイキングであった。

  ★ 更に詳しい各山行の山行報告及び関連の写真等は、九五会のホームページをご参照下さい。

2.行 事

    1)忘年山行はコロナ禍の影響で中止となった。

    2)月例会。 4回実施(9月、10月、11月、3月以外はコロナのため中止)。

      4回とも山岳会のルームで開催。 山行計画、山行報告、情報交換などを行なった。

        <但し、2020年3月から8月までと12月から2月までは、月例会も山行も中止した。>

3.活動のお知らせ

 1)ホームページ

    富田会員が中心となって、ホームページを作成しております。山行案内、山行報告、月例会議事録、

    会員からのたより、行事・例会の日程などの情報を、会員間のコミュニケーション媒体として活用して下さい。

 2)案内方法

    会員の案内は、E-mailを中心にして行なっている。

    メールアドレスを新設したり、変更した方は必ず係りまでお知らせ下さるようお願いします。

 3)会の費用

     九五会の費用は会の発足以来25年間の慣行で、各行事で余った少額を積み立て、それを使用しており、

     会員からの会費の徴収はありません。

      <2020年度の会計報告: 前年度繰越金:16,384円。

      2020年度は収入も支出もゼロの為、残高は16,384円です。>

 4)九五会世話人からのお願い(月例会への参加のお願い)

    毎月実施している九五会の月例会は、会の運営には大変重要な会議ですので、積極的に参加して下さるよう

お願いします。

4.九五会の今後

    九五会が発足してから、今年度で26周年(同期会の95会も含む)となります。

    九五会の会員も年々高齢となっており、山登りもきつくなり、低山しか登れない人が多くなってきております。

    2021年度からは世話人代表も交代し、大分若返っておりますが、今後の山行は低山を中心に企画し、高い

    山は年に1~2回と少なくなるものと思われます。これからの九五会の活動に関して皆様の建設的なご意見を

    お待ちしております。

                            <伊豫田記>

同好会

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