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公益社団法人日本山岳会

秋のスケッチ山行 上高地

秋のスケッチ山行 上高地 実施報告                                           津田保太郎

2021.10.27~29                 

参加者 斎藤幹雄、柴田忠雄、清水節美、菅沼満子、田中正雄、丹野史子、冨樫信樹、

中川久、長澤 登、深川安明、松本愽子、小林浩子、津田保太郎   以上13名

寝袋持参、毎日3食の自炊、初冠雪の焼岳登山、岳沢での追悼登山など今までにない上高地スケッチ山行だった。3日間のスケッチ日和にめぐまれた上高地スケッチ山行活動内容を日別に報告します。

〇10月27日

上高地に入ると快晴の雪の穂高が目に飛び込む。この好天は長いコロナ禍生活でのモヤモヤを一掃してくれた。3日間の重い全食糧とともに山研に12名が集合。

山研に到着してまず行うことが今回は体温測定としっかりと手洗い。 その日の夕食は田中正雄さんの手料理、ビーフストロガノフ、魚のムニエル。おいしい。この時ばかりはコロナ禍に山研にいるのを忘れてしまう。そして、久しぶりの再会に気持ちがなごむ山研での初日だった。

〇10月28日

朝の5時半から食事準備、6時には朝食。

菅沼さん、田中正雄さん、斎藤さんの3人は徳本峠へ。雪の残る峠直下のスケッチポイントで初冠雪の穂高連峰をスケッチ。

長澤さん、中川さんはそれぞれの思い出の地、徳澤まで足を延ばし、帰りは穂高神社にも立ち寄り、散策とスケッチを楽しんだ。

冨樫さん、深川さん、柴田さん、丹野さんの4人は西穂高ロープウェイに。標高2156mの高さからは上高地とは異なる北アルプスの展望を楽しんだ。

清水さん、松本さん、小林さん(登山口で合流)、津田の4人は焼岳を中の湯から頂上をめざした。途中の雪が残る広場からは好天の焼岳をそして小林さんは美しい穂高の吊り尾根をスケッチ。こんな美しい雪広場でいつまでもスケッチしたい私はこの辺りで十分満足。           女性3人組はそうそうにスケッチを切り上げすでに噴煙たなびく山頂を目指そうとしている。私はヘルメットをかぶり重い腰を上げ登り始めた。そしてついに初冠雪の焼岳頂上に4人は登った。頂上でのスケッチを計画していたが強風でそれどころじゃない。スケッチブックは強風で広げられないが頂上の風景を脳裏におさめた。風を避ける岩陰で昨夜作ったおにぎりで昼食。そうそうに下山。歩きながら歌を聞かせてもらい疲れも忘れてしまう。8時間以上の登山も短く感じる。

夕食は斎藤幹雄さんらが月山出羽屋風キノコ汁を作ってくれた。きりたんぽはおいしい。

この夜は作品発表。皆さんそれぞれの場所での作品を披露。こんな素晴らしい発表作品を今日どこでいつ描いてきたのだろうとなんの成果もない自分はいつも思う。

〇10月29日

楽しかった上高地スケッチ山行も今日が最終日。朝食はトマト、パセリ入りのスクランブルエッグと野菜サラダ。朝食後、山研で現地解散。6人は岳沢へ。帰途に就く他の6人とは

ここで別れる。

田中正雄さん、菅沼さん、斎藤さん、清水さん、松本さん、津田の6人は岳沢に向かった。

岳沢ガレ場までは昨日までの疲れも伴って意外と遠い。2回の休息をとって11時ごろにはガレ場に到着。圧倒的な迫力で穂高の岸壁が迫ってくる場所で一時間ほどのスケッチを楽しんだ。

その後、竹内タミ子さん追悼の石を組み、お花を添えてお線香に火を移し、全員で手を合わせた。生前の竹内タミ子さんが脳裏に浮かぶとみんなの感情が込み上げてくるのを感じた。そして、今にも竹内タミ子さんが空から舞い降りて、スケッチ仲間と今ここでの再会を喜んでいるかのような時間だった。立ち去りがたい雰囲気の中、慎重に下山を始め、2時頃には山研に到着。ここで上高地での活動はすべて終了した。

今回、高齢の方も多くおられる中、こんなにたくさんの活動メニューをこなし、そして、何よりも全員無事に終われたことが私には一番うれしくここに報告します。

会計報告(単位:円)

収入の部

支出の部

参加費

山研での宿泊等費用    70600

9900 ×12名=118800

食材その他費       47689

余剰金(31期会計へ)    511

合計    118800

合計       118800

アルパインスケッチクラブ

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