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公益社団法人日本山岳会

1月山行■玄岳

【集合】令和4年1月23日(日)9時
【行程】
9:00 熱海駅集合 
9:25 東海バス、ひばりが丘行乗車
L小林さんが先頭で行程を進める。
9:50 玄岳ハイクコース入口下車、参加者10名自己紹介の後出発、出発後舗装路ながら急坂で既に息が上がる。
10:34 才槌の洞に到着、身体が温まり汗を拭う、水分補給、更に上着を脱ぐ。
11:19 氷ヶ池分岐、この辺りから視界が良好となり、玄岳山頂も目に入る。多賀山系の稜線の東側の景色が絶景で熱海市街地、真鶴半島、相模湾更に初島が一望できる。多賀山系の生い立ちについてSL永田さんから稜線の東西で地形が違うメカニズムの説明を聞く。
私はここから初島を見て、話題の大河ドラマの「鎌倉殿の13人」やがて登場する幕府3代将軍の源実朝公が金槐和歌集にて「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波のよるみゆ」はこの光景を見て歌ったのかと感じてしまった。
玄岳山頂まではあと少し、視界も広く山頂の絶景に期待を膨らませながら足取りを進める。
11:28 玄岳山頂到着(昼食休憩)山頂は周りに木々が無く360度の大パノラマで富士山は元より、箱根山、真鶴半島、丹沢大山、相模湾、房総半島、伊豆大島、大室山、天城山、駿河湾、沼津アルプス、愛鷹山等すべて一望できる。お天気が曇りで富士の姿が見え隠れ、皆さんシャッターチャンスを逃すまいと苦労していた。
玄岳からの下りは急で滑りやすい、途中私は足を取られ尻もちをついてしまった。
12:34 氷ヶ池(休憩)池は字のごとく氷が張っていた。氷っている池は参加者全員が興味を示し、石を滑らせたり、氷に乗って歩いたり楽しんでいた。気がつくと時間の経過に気づかず、休憩時間を超過し出発した。ここでSL永田さんが以前発見した道を進み、謎の展望台に到着した。展望台はひと気が無く、恐る恐る進む。ところが目の前に絶景が現れ感動。しかもここからの富士山が今日一でした。
ここから、下りの行程と思いきや登りの急坂で再び息が上がる。
13:25 才槌の洞(休憩を取る)往路の分岐点に戻る。そして一気にバス停まで足を進める。
14:28 玄岳ハイクコース入口到着
14:36 東海バス熱海駅行きバス乗車
14:50 清水下車にて、反省会の買い出し後「ブラナガタ」を実施。
「ブラナガタ」熱海七湯大湯間歇泉を探索、オールコックの経歴(富士山初登頂外国人)の説明を永田さんから聞く。
その後、湯前神社を参詣し、豆相人車鉄道(小田原ー熱海)跡地を訪れる。事前に「鉄道温泉夢物語」をもらい、歴史上人力による苦労があった鉄道であったことを知った。私事ですが、鉄道唱歌では「国府津降るれば電車(馬車)あり 酒匂小田原遠からず」とあるのを思い出し、当時鉄道は国府津から御殿場周りで沼津へ行っていた関係で、国府津ー小田原間は馬車鉄道で小田原ー熱海間は人車鉄道であったことが驚きとなった。改めて熱海の歴史を知ることができた。
15:50 熱海駅前温泉到着、入浴後温泉建屋2階の会議室にて反省会を行う。皆さんで持ち寄った飲み物、つまみで新年会を兼ねて穏やかな反省会を行った。
18:40 熱海駅解散
【参加者】
(順不同、敬称略)L小林、SL永田、小山、兵頭、松本、三井、泉谷、鈴木、中村、林
【感想】
熱海玄岳、以前小学生の頃伊豆冨士見ランドに訪れたことがあり、その時初めてバスで来たことがあったが、自分の足で来たのは初めて。急坂があり、登りがいのある山でした。展望が良く視界が広い。天気が良いときは最高ではないかと思った。また是非リベンジしたい。
富士山が見えて良かった。
MCCの皆さん、ありがとうございました。

【ヒヤリハット】 なし

【記録者】 鈴木

写真▼《上》山頂での集合写真。《中》氷ヶ池 《下》山頂から見た富士山

黒岳山頂集合写真

黒岳氷が池

玄岳からの富士山

同好会

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