メニュー

公益社団法人日本山岳会

8月山行■白山

【山名】白山
【日程】2025年8月23ー24日(土日)晴→曇り→晴
【集合】7時5分 市ノ瀬
【行程】シャトルバスで7時35分別当出合着。自己紹介ののち、7時45分歩行開始。
すぐに手取川にかかる長い吊り橋を渡り、よく整備された道を登って8時35分に中飯場に着き10分休憩。
樹林帯の中で風が通る箇所は少なく、晴れていて暑い。10時20分に甚之助避難小屋に着き、火山地形を眺め、トイレを済ませ、58分に出る。雲が出て来て少し涼しくなり、お花が見られるようになる。11時10~20分、南竜との分岐、12時10~20分、黒ボコ岩にてタテを取り、13時10分室堂着。宿泊手続き後にザックを寝場所に置いて、13時50分頃に空身で室堂を出発して15時に御前峰到着。奥宮参拝しているうちに霧が流れ、展望が得られる。お池めぐりに向かう時には剣ヶ峰や大汝もくっきり見え、一つ一つの池の違った特徴を観察し、雪渓が消えて間もない箇所ではチングルマの花やクロユリも咲いていた。16時55分に室堂に帰着して 17時から夕食。18時頃から19時までヘッドランプをつけて神社前広場のベンチで過ごしたあと20時半消灯。翌日は4時15分に室堂を出てヘッドランプを頼りに登り5時ころに山頂到着。神主さんのお話を聞いて、5時15分のご来光の後に、太陽が昇りきってから、万歳三唱。山頂奥宮でご祈祷、お神酒をいただく。6時から朝食。7時半、室堂を出発し、御前坂(美濃禅定道)経由の4名は9時に南竜山荘着。展望コースの4名は9時15分に到着。9時40分南竜山荘出発。
10時32~50分甚之助避難小屋、12時6~25分中飯場でタテを取り、13時8分別当出合に着いて、シャトルバスに乗り、13時29分 市ノ瀬着。
【参加者】(敬称略)高橋(CL)永田(SL)泉谷・吉田・山内・森田・松本・梅田(岐阜支部)
白山
【感想】
8時に別当出合を歩き出してはじまりました。先頭をと言われて遅いのもみっともないしとか思いながら歩いてました。
下山後吉田さんには少し早かったといわれましたがどうでしょうか。
登山道そのものは特に危ない場所もなく、これと言って気になるところはありませんでした。
ただ天気が良くすごく暑くて気になりました。久しぶりの山行のためかトレーニング不足か左足首がつってきてしまい収まったと思たら次には右足ももが痛くなってきました。
森田さんには荷物の一部を持っていただくことになり、ありがたいと思うとともに非常に申し訳なく思っています。
また登り始めてすぐに大変そうなソロで来ていた女性がいたのですが、見かねて森田さんがザックを持ち一緒に行動をしました。
その後藤さんが翌日のご来光まで一緒にいて、これは山岳会でないと見ることができないものでした。
結果的に室堂には1時過ぎについたと思いますが、皆さんはその後、山頂の御前峰や周辺の散策に行かれましたが、私は小屋で休んでいました。
せっかく来たのにと思いましたが、翌日の下山もあるのでのんびりとしていました。
室堂から見るとガスっていたのが晴れ渡るのが見えて、行った方は良かったなと思っていました。
翌朝は3時ころに起きだして支度し、4時過ぎに大勢の方が登っていくのを見て一人で付いていきました。
山頂で永田さんをはじめ皆さんに会えてご来光を一緒に迎えることができました。
神主さんのお話と山頂から見えた景色は印象に残るものでした。
前日に日帰り山行の小学生くらいの団体とすれ違いましたが、ご来光を迎えることができないのはもったいないなぁと思います。
下山はトンビ岩コースと展望歩道コースに分かれ、私はトンビ岩コースでした。
足が痛いとかはなかったのですが疲れからか4,5回転んでしまい、皆さんにご心配をおかけしてしまいました。
永田さんからはストックに頼らないほうが良いといわれましたが、なかなか難しいです。
トンビ岩は写真を撮っている方たちがいましたが、どこからだとトンビに見えるのか判りませんでした。
温泉に入って汗を流し食事後に温泉近くの白山下山佛を訪問しました。
白山で廃仏棄釈された仏像があり、ご住職の話をお聞きし、隣接していた林西寺の本堂の立派さと白山曼荼羅には驚きました。
その後永田さん、森田さん、泉谷さん、吉田さんと白山比咩神社が元々あった場所を訪れました。
今回、私にとって久しぶりの2000m以上の山でしたがトレーニング不足と思いました。いつもですが次回こそと思います
来年の集中山行について
・この時期での山行は厳しいのではと思います。交通機関の問題があると思いますが、暑さを考慮すると途中で山行をあきらめる方への対応などかなりの人数を準備する必要があると思います。
下山した方はその日の宿泊先を考えないとなりません。懇親会に出席しないのであれば帰ってしまうでしょうが
・国東半島ではホテルが同じだったので部屋に荷物を置いて少なくなりましたが、白山はすべて持つことになりますので、少なくとも1日分は増えるので大変と思います。(T.Y.)

以前から訪れてみたかった白山。
別当登山口の大きな鳥居、吊り橋を渡って白山集中山行下見スタート。
スタートしてから直ぐになかなかの急登。暑さにも体力が奪われます。
中飯場でやっと休憩。トイレと水場があります。
次の甚之助避難小屋までは、標準タイムで1時間25分。段差のある登山道をひたすら歩きます。
所々、開けた所の景色や滝に元気をもらいながら頑張ります。
高飯場を過ぎると、もうすぐ甚之助避難小屋。避難小屋は、キレイに整頓されていました。
軽食をとり、南竜道分岐からしばらく十二曲りを歩きます。途中の延命水はあまり流れていませんでした。
黒ボコ岩を過ぎると緩やかな道になり(10分)室堂ビジターセンターに到着です。宿泊場所は、とても大きく収容人数750人。
チェックインの時間が決まっていて一斉に受付なので、かなり並んでしまったのが、反省点です。
頂上への道はしっかり整備されていて段差がある所もありますが、安全に登れる道だと思います。
2日目の御来光は3時起きで、太鼓の合図で山頂へ登っていきます。
神主さんと一緒に見る御来光は純粋に、とても有り難い気持ちになり感動しました。
下りは展望コースを歩きましたが、霧が上がってきてしまいアルプス展望台は真っ白で残念。
途中水場が有りますが飲めるようにホースが有るわけではありません。でも、冷たくで気持ち良いです。
しばらく視界が開けた気持ちの良い木道を歩き、南竜山荘でトンビ岩コースの方々と合流です。
途中、ハクサンコザクラや日光キスゲ、他にも沢山の花が咲いていて、さすが人気の山だと思いました。
登りの時に歩いた砂防新道を通り別当出合登山口に13時05分に下山となりました。
何日も前から計画、準備をして下さった皆さま。前日から車を借りて運転をしてくださった森田さん。
大変お世話になりまして有難うございました。
岐阜支部から参加をしてくださった梅田さん、案内や適切なアドバイスを沢山して下さり有難うございました。
そして、とても楽しかったです。
今回、いろいろ課題が見えたと思いますが、来年の集中山行が成功しますように、微力ですが頑張りたいと思います。(Y.Y.)

初対面の方々が多い中、緊張して参加しましたが、みなさん優しい方ばかりでとても楽しい2日間をありがとうございました。
今回もお花たち・ガスの中から現れる山頂、お日の出のバンザイ、南竜の木道、すべてが美しく、やはり白山は何度行ってもいい山だと再認識しました。
白山で集中山行を行う場合には、それなりの標高差があるため、時間に余裕をもって設営することが必要かと感じました。
いままで認識していなかった林西寺の仏様と住職のお話を聞くことができたことは大収穫でした。(N.U)

来年の集中山行の下見ということで、暑さと人の多さを体感でき、日程のイメージをつかみやすくなったのは良かった。岐阜支部では毎年3回は白山に行くという梅田さんの案内があり、行程の先々を教えてもらえてありがたかった。天候に恵まれて、山頂では霧が晴れて大汝峰や別山まで望め、ご来光の時に槍ヶ岳から穂高連峰、乗鞍、御嶽山が雲海から顔をのぞかせていたのは感動的だった。梅田さん曰く、2週間前はここには雪渓が残っていたという箇所に、クロユリやチングルマやハクサンコザクラが見られたこと、火山と水の山を実感できたこと、最後は温泉のパワーも味わえたことなど、しらやまひめ神社参拝と併せて白山信仰を体感できた山旅となりました。(H.M)

【ヒヤリハット】下りの最後近くで前のめりに転倒したメンバーが居たが、すねのかすり傷だけで良かった。

【記録】松本

同好会

pagetop