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公益社団法人日本山岳会

2月山行■宝登山(秩父)

【山名】宝登山(秩父)
【日程】2月18日(土)
【集合】10時に秩父鉄道野上駅
【行程】9時39分野上駅出発。9時59分萬福寺通過。10時45分氷池分岐通過。氷池で折り返して11時15分氷池分岐を再び通過。11時34分なら沢峠通過。12時5分宝登山山頂到着。12時40分山頂の宝登山神社奥宮参拝後、梅園の中をゆっくり歩き、宝登山ロープウェイの下を通って宝登山神社と玉泉寺を参拝後、14時長瀞駅で解散。その後、希望者で畳岩や赤壁、ポットホールを見学して長瀞駅前で反省会。
【参加者】(順不同、敬称略)CL鈴木 SL永田 高橋 泉谷 三井 小菅 松本(記録)
宝登山

【感想】
*今回は天候も良く、ロウバイが満開で独特の甘い香りが漂う絶好の日に実行できたと思います。
氷池や宝登山神社、長瀞など文化的地質的な見どころもあってMCCで行くのが初めての山行だったのならばもう少し参加者が見込めたかもしれません。
基本は山行自体の魅力がないと集まらないでしょうが、今回は松本さんのスケッチ、小菅さんの女子高校山岳部のお話、私はちょっと外れたかもしれませんが、 「チャイ」つくりなど参加者が色々な山での楽しみ方を少しずつ紹介してくれてそれなりに山行が豊かになったと思います。
今後も出来るだけ参加したいと思っています。(高橋)

*初めての宝登山、快晴のお天気に満開のたくさんのロウバイがとてもきれいだった。
クチナシのような甘い香りに包まれて過ごし、他にも、フクジュソウ、マンサク、八重の梅を見ることができて、春の訪れを心地良く感じた。
枯れ木の中、遠くの山々が良く見えて、長瀞アルプス良い道で気持ちよく歩いた。
自然は素晴らしい。
下山後、長瀞岩畳へ。
長瀞は、20代の頃ボートやカヤックで親しんだフィールドで懐かしかった。
毎回思うこと、永田さんのブラナガタや皆さんの博識、素敵な過ごし方、高橋さんのスパイスから煮出すチャイ、必ずスケッチする松本さん(私も道具は持参するのだがほぼ描かない)、たくさんの引き出しからの楽しい話に触れて、充実した山の一日を過ごさせていただいている。
いかに自分が無知か(笑)、オトナになって学び直す(始める)のもいいなー(笑)  ありがとうございました!(泉谷)

*ずっと、見てみたいと思っていた宝登山の蝋梅を、きれいな青空の下で満開の状態で見られて大満足の山行でした。
初めて東武東上線経由で秩父に入っていき、ずっと山あいを走る西武線とはちがった顔を見られて、また、山の林も明るく穏やかで、昔から人々が生活してきた理由が少しわかった気がします。
宝登山神社も由緒ある、立派なお社でした。
永田さんの地質の説明を聴いて、いろいろな意味で重要な土地とも感じました。
鈴木リーダー、ブラナガタの永田さん、参加の皆さま、お世話になり、ありがとうございました。(松本 )

*天候に恵まれ、ロウバイ目当てのハイカーで山頂は賑わっていた。
わたしにとっては久しぶりの宝登山だった。
山頂の斜面で危なっかしく毛氈を引いて茶会をやったこと、みぞれ舞うなか帰りに阿左美のかき氷を食べたこと、おいしいホルモン焼きを食べたこと、「たから登山」だとずっと思っていた人。むかしを思いだした。
下山してから長瀞岩畳で高橋さんのチャイを飲んでいると、町の拡声器からラジオ体操第一が聞こえてきた。
それにあわせて、広い岩畳の上で、観光客が立ち上がり、体操をし始めた。
アベックなど多くの若者たちだった。
みんな覚えているのだ。
感動的だった。
戦争や地震に見舞われても、この曲が流れるとこうやって日本人は体操をするのだと思うと感慨深かった。
また、思い出が積み重なった。
宝の山である。

*ありがたいことに天候、コンディションともに絶好の山行日和となったことが良かったです。
今回は小菅さんが参加され、皆さま歩きながらの会話も弾み楽しそうでした。
蝋梅綺麗でした。香りも良く秩父の山々の景色に花を添えました。
山行終了後ブラナガタをお願いして長瀞の岩畳の説明ありがとうございました。
九州まで続く三波川帯のことを伺いそしてポットホールを皆さんと探しました。楽しいですね。(鈴木)

【特記事項】
*蝋梅の見頃の時期ゆえ、電車も駅も登山道も山頂も多くの人であふれていた。
*氷池は、今年はすべて結氷していた。
【反省会】「ホルモンふじこ」の予定が営業休止のため、「喜久家食堂」で行いました。
【ヒヤリハット】特になし
【記録】松本

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