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公益社団法人日本山岳会

3月山行■下田街道天城越え

【山名】下田街道天城越え
【日程】2024年3月30~31日(土日)快晴
【集合】9時43分 伊豆急行線河津駅改札口
【行程】9時55分発の修善寺駅行きバスに乗り、河津七滝遊歩道上バス停で下車。
10時50分歩行開始して猿田淵、釜滝、蛇滝・・と川沿いに下流へ向かい、途中の七滝茶屋で11時58分~12時半までわさび丼の昼食休憩。
大滝まで鑑賞した後は、踊り子歩道に沿って梨本集落経由で小鍋神社参拝後、14時に小鍋峠への古道入口看板前通過。
川沿いに登り、西へトラバースして峠の地形に着いたのが14時35分。
小鍋峠には地蔵があり、持ってきたみかんを食べて15分間の休憩。
路面も平らで幅が広く歩きやすい道を下り、北の沢神社の先で15時40分国道414号線に出る。
石仏を写真に収めつつ国道を南下して16時40分下箕作(みつくり)バス停着。
16時51分のバスで17時15分下田駅着。さらに15分歩いて「下田伊東園ホテルはな岬」到着。宿泊。
翌日は、伊豆急下田駅8時23分発の電車で8時36分河津駅着。
8時40分発の修善寺駅行きバスに乗り9時20分鍋失(なべうしない)バス停で下車。
川沿いに下流へと下り、9時45分宗太郎園地で静岡支部7名と合流。
通行止めのロープが張られた橋を渡り、渡渉を繰り返しつつ、崩落個所を通過しながら基本的には幅2mで路面が平らな道を登っていく。
11時55分、林道を横切る箇所で5分間休憩。谷を離れて登っていくと右へとカーブする頂点に首の落ちた地蔵が立ち、宗太郎園地方面通過禁止の立て札も。
12時50分、二本杉峠に到着し、昼食休憩。
自己紹介、集合写真を撮影して13時20分出発。
街道らしくない普通の登山道を下り、朽ちた木橋を2か所通過して14時5分に林道に出る。右の高い所に国道414号線を走る車が見え、国道と川の中間の遊歩道のような道を進んで15時10分昭和の森会館バス停到着。
さらに踊り子歩道を下り、鉢窪山の説明板を読んで15時55分浄蓮の滝到着。
静岡支部の方々の車に分乗して諏訪部さん宅に向かう。
17時に韮山反射炉を外から見学し、近くにある諏訪部さん宅でピッケルコレクションを見学して反省会。
【参加者】(敬称略)有岡(CL) 永田(SL) 高橋(在京連絡)泉谷(会計)松本(記録)

【感想】3月に入り周期的に南岸低気圧が通って荒れた天気になっていたが、二日間ともに快晴で良かった。
東京は26度と気温が上がったが、伊豆半島南部はそれほど暑くなく、海風が爽やかだった。
前日に注意報レベルの大雨が降ったが、路のぬかるみは少なく、川は水量豊富で滝は迫力満点!小鍋神社は文覚上人が源義朝のどくろを埋めたところと伝わるが、すぐ裏手を伊豆縦貫道が通っていた。
小鍋峠の下にもトンネルが通る。宗太郎園地から二本杉峠までの道は崩落個所を整備すれば歩けるが、現段階では一般のハイカーが通過するまでの整備はされていず、紹介は難しいと感じた。
峠から北側も、橋が朽ちかけていて、整備が必要。東京から近くて歴史もあり石仏も残り日本山岳会ホームページで紹介されればハイキングにちょうど良い場所だが、残念。(松本)

3月というのにGWの頃のような陽気で、MCCの晴れ男と晴れ女のパワーはさすがと思いました。
天城は10年くらい前のMCC発足直後に企画したのですが、私の都合で参加できなかったので、やっと念願かないました。
河津七滝、わさび丼、浄蓮の滝、韮山反射炉など観光も堪能しました。ホテルは部屋が広々してよく眠れました。食べ放題飲み放題の食事もおいしかったです。
伊豆の山は川の水量が豊富で、まるで屋久島のような感じがしました。古道は崩落していて渡渉点が何ヵ所もあり、一人で来るのは無理と思います。
二本杉峠から下りて林道に出るあたりにミツマタの群落があり、五分咲きくらいの花を堪能しました。
静岡支部の皆さんは諏訪部さんはじめ、元気で楽しい方ばかりでした。またご一緒したいです。
今回はCLを担当しましたが、メンバーのおかげで役目を果たすことができました。楽しい山行になったこと感謝します。(有岡)

【特記事項】静岡支部の例会山行として参加された7名の方々が鎌や鋸で先導隊となり、ありがたかった。
平日なら、北の沢バス停からコミュニティバスに乗れるので、下箕作までの車道歩きは無くなる。
【反省会】韮山駅近くの諏訪部さん宅
【ヒヤリハット】特になし
【記録】松本

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