【山名】日向薬師、大山寺(大山)
【日程】2025年2月11日(火)晴れ
【集合】8時50分 伊勢原駅北口(神奈川中央交通 伊勢原駅3番バス停)
【行程】
9時5分発 日向薬師寺行きのバスに乗り9時26分に下車。
9時30分 日向薬師寺バス停より歩行開始。
浄発願寺9時46分、その上にある宝篋印塔近くで歴史の説明を受ける。ゆっくりと周りを散策しながら10時20分登山道入り口。勝五郎さんが作成した勝五郎地蔵(11時20分)、見晴台(12時)を目指す。
12時30分 大山阿夫利神社下車到着。13時10分 大山寺、13時30分 ねぎし旅館到着。
15時15分 大山ケーブル駅にてバス乗車
15時45分 到着 解散後伊勢原駅近くにて反省会
【参加者】(敬称略)成田(CL) 永田(SL) 松本、高橋、森田(気象)、兵頭、三井、葉上、吉田(記録)、若林(記録)

【感想】
伊勢原駅での下車・大山方面に行くこと自体自身初めてでした。
伊勢原駅北口を降りてすぐ目の前に大きな鳥居が見えた。その先遠くの山に大山のお寺が見えた時、「すべての道は大山にいたる」と記載された書籍を思い出しました。この辺りの道は大山阿夫利神社につながっているのだと納得(古道なんだと)
観光や登山客も多く大半の人は、大山方面のバスに乗車して移動していた。我々は、日向薬師寺から向かうルートを選択(メンバーにも聞いたところ「このルートは初めて」と言う人ばかりであった)この辺りを歩き慣れている葉上さんの少し変わったルート作りに感謝!!
バスを降車のち、浄発願寺、石雲寺などを通って登山口から見晴台に向けて登頂開始。勝五郎地蔵に到着。この勝五郎地蔵ですが高さ1.7mと大きな石像で江戸時代末期に信州高遠の石工勝五郎さんという人が建てたものだそうです。(一体こんなに大きな石をどこから誰が運んだのか・・・当時の人凄すぎる)
見晴台では、相模湾の眺望や大涌谷が綺麗に見え、また足元には先週降雪したであろう雪が残っていました。
その後大山阿夫利神社下社、大山寺を通りねぎし旅館にて少し遅い昼食。私は猪鍋御前を食べましたが、猪肉は柔らかくてクセもなく美味しくいただきました。
鍋に残った味噌ベーススープにご飯と卵を入れておじやも最高でした。(特別メニュー)少しかための豆腐も胡麻豆腐もとても美味しかったです。
食後は、こま山道を散策しつつ大山ケーブルバス停にて伊勢原駅に向かいました。
バスの車中では、バスの心地よい揺れで、何度か膝カックンになりました。(笑)
今回の山行は、お寺や高所からの景色を時間長めに見るなど、あちこちゆっくり立ち寄る事が出来ました。いつもの山行とは違った少しユルめの山行になった。そしてメンバーや天気にも恵まれ大変楽しい初大山山行となりました。
後日、大山で下りに使った女坂の話を知人に聞きましたが、登りは半端なくキツかったと聞きました。修行の道は険しいものみたいです。
この計画を立ててくれた葉上さま、協力してくれた皆さま参加頂き有難うございました。(成田)
神奈川支部で相州大山の古道を提出くださった葉上さんのプリントと要所要所での説明とでとても豊かな山行となりました。ありがとうございました。ねぎし旅館にはぴったりに到着し、すぐにお食事開始となったのも葉上さんのお陰様です。1月山行と角度が少し変わった眺めも、サイゼリヤからの夕日と富士山も記憶に残ることと思います。新しいお仲間も新鮮で、普通の日帰り山行も懐かしくて新鮮でした。(松本)
大山は何度か登ったことはあるが、日向薬師からのルートは初めてだった。のどかな里山風景の中の道を行くと浄発願寺の三重塔が見えてくる。天台宗の弾誓上人の開山で徳川家康の帰依を受けて、江戸時代には「駆け込み寺」として知られ守護不入の治外法権が認められたとのこと。大山は講中だけでなく信仰の山として多様な役割を持っていたことが伺われた。
登山口から見晴台までの道は意外に急登であるが道々に地蔵や立派な古木などがあり見所が多かった。見晴台では前週に降った雪が残っており今年の豪雪も相まって季節を感じさせた。
阿夫利神社(下社)はいつもの賑わいで外国人など現在も新たな参拝客が多く訪れる地であることが喜ばしい。ねぎし旅館の豆腐会席はさすがに美味でした。
成田リーダー、葉上さん、ありがとうございました。(森田)
ゆるくておいしい山行でした。
丹沢は地元なので様々なコースを歩いていますが、個人山行ばかりなのでどこにも立ち寄らず、短距離ルートはほとんど無視。
これまでとは真逆の山行でしたが、穏やかな天気に恵まれ、 住職さんからお寺の説明をうけることができ、
しばらく食べたことのない濃厚な豆腐とイノシシ鍋に舌鼓を打ちました。
こういう山行も悪くないなあ。(高橋)
遅まきながらの今年の登り初め。
大山に日向薬師から登ったのも女坂を歩いたのもはじめてで、目に入る風物がいちいち新鮮だった。
浄発願寺の三重塔の立派さと勝五郎地蔵の大きさはとくに印象的。
男坂でなければ劇的に楽かというとそうでもなく、段差こそ小さいが、ほどよく歩きごたえのあるコースだったと思う。
チョコや飴でしのいでたどり着いた猪鍋豆腐御膳は滋味深い味わい。
締めのおじやまで、たいへんおいしゅうございました。(兵頭)
薬師入口バス停を降りて
左に舗装道路を歩くと浄発願寺の立派な三重塔が見えてくる。
こちらの寺は、またの名を「駆け込み寺」といい殺人、放火以外の犯人はこの寺に逃げ込めば助けられたそうです。
日向川に沿って歩き石雲寺付近には壬申の乱で敗れた大友皇子の墓があり、その先の浄発願寺奥の院は、1938年の台風による土津波の被害にあい今の浄発願寺の場所に移された。
九十九曲がりをヒーヒー言いながら上がって行くと勝五郎地蔵が迎えてくれます。
お天気に恵まれた尾根筋からの展望は素晴らしく相模湖、大涌谷からの噴煙も見えました。
見晴らし台から阿夫利神社下所へ下り大山寺、コマ参道、ねぎし旅館でのランチ。
ねぎし旅館は、和風で風情が有るステキな旅館でした。
参考資料を作って下さった葉上さま、リーダーの成田さま、ご一緒させていただきましたMCCの皆さま、とても充実した1日でした。
有難うございました。(吉田)
MCC山行に初めて参加させていただきました。
前週の降雪や寒波の影響を心配してたのですが、当日は穏やかな気候で登山に最適な天候でした。道の凍結も特になく、安心しました。
久しぶりに来た大山ですが、落下防止の鎖や手すりなどが新たに設置され、道も歩きやすくなっていたことに大変驚きました。時代の流れを感じます。景色も空気が澄んでいたおかげで遠くはスカイツリー、大島まで見ることができ、運がよかったなと思いました。
一番楽しみにしていた昼食のねぎし旅館の豆腐会席は大変おいしく、豆腐という素材でこんなにも様々な料理ができるものかと関心いたしました。
今回は何度も来ている大山の新しい一面、知らない魅力に出会えた山行でした。企画してくださった成田さんはじめ、心暖かく迎えてくださいました皆様にお礼申し上げます。(若林)
【特記事項】ねぎし旅館 ランチメニュー:豆腐会席、牡丹鍋、鹿鍋
【反省会】伊勢原駅 サイゼリヤいせはらcoma店
【ヒヤリハット】特になし
【記録】吉田、若林
