山 行 日 令和6年6月9日(日)~10日(月)
メンバー CL磯野 石山、晝間、宮川、畑島良 計5名
集 合 河口湖駅:9時20分
コース 9日 河口湖駅--三ツ峠登山口--三つ峠山荘--開運山--小屋
10日 小屋--開運山--下山--川口浅間神社・旅の駅・猫のダヤン美術館--河口湖
三ツ峠山と周辺植生観察、自然保護の大切さや保護の必要性などの体験する山行。
専門家と磯野さんや山荘主人の中村光吉さんの説明でとても深い山行となった。
以下の4名の方々に講師となっていただいた。
9日:小俣滋さん(県環境部門の要職・日本高山植物保護協会副本部長)
清水恵子さん 共に甲府昭和山岳会所属
10日:平松清子さん JAC山梨県支部・自然保護等のツアーに関係。
全日: 中村光吉さん JAC山梨県支部・日本高山植物保護協会専務理事
国・県希少動植物保護保存専門委員等
両日とも河口湖駅周辺は外国人観光客等で賑わっていた。帰路の乗車券は事前に購入。
登山口バス停で講師2名と合流し、駐車場へ。金ヶ窪沢周辺駐車スペースは少なかった。
通常ルートを避け尾根道を登る。急傾斜や荷の重さはあるが、要所で説明を聞き1549m
で付近で休憩。所々で「無葉ラン」等の貴重な植物の説明を聞く。
山荘で昼食。石山さん選定の食事は絶品であった。山荘関係者や講師にも堪能して頂いた。
午後は中村さんのご子息のルート案内を得て、屛風岩を右に見て開運山に登る。処どころ
に網で囲われた「黄花アツモリソウ」や「カモメラン」などの貴重な植生が点在している。
御巣鷹山迄は「山・細葉トリカブト」が繁茂している。若い葉や気候の変化によってはそれら
も食すらしい。木無山方面の保護柵内の「アツモリソウ」の説明を中村氏から説明をうけ、
周囲の雑草を草刈り鎌でとった。
夜は会としての場や他の宿泊者で中村氏の講義を受けた。
夜は雨音で気にかかる。8時付近まで小雨が残る。
朝食後、磯野さんの説明途中、講師の平松さん合流した。
三ツ峠山の希少植物の生息状況確認と記録をしていた。また、磯野さんから植生などの説
明を受けた。帰路は一般道を下り、旅の駅、河口浅間神社、猫のダヤン美術館、河口湖畔など
河口湖周辺を見学した。
三ツ峠山であった植物
アツモリ草、黄花アツモリ草、サンショウバラ、サラサドーダン、(ヤマ・細葉)トリカブト
(ウチワ・イタヤ)カエデ、フジカエデ、白花フウリンツツジ、カモメラン、白花ヘビイチゴ
二葉ツチモリ、シロカネ草,マイヅル草、無葉ラン、ツリバナ、マタタビ、マムシソウ
紅花ツクバネウツギ、コセイダマスギゴケ、アカギキンポウゲ