忘年山行に参加して(蕎麦打ち体験と秩父四阿屋山登山)
記:寺田美代子
参加者 石原達夫、下河邊史郎、菊池武昭、清登緑郎 竹内晴美、醍醐準一、高橋聰、
山田茂則、小亀真知子、寺田正夫、寺田美代子
12月14日(土曜日)
10時30分池袋駅発と特急アロー号で西武秩父駅へ。秩父鉄道御花畑駅で乗り換えて武州中川駅下車。すぐ横のあらかわ亭蕎麦打ち体験処で、みどりのエプロンを付けて、蕎麦打ち体験の始まりです。500gの蕎麦粉(2対1)に水を少々混ぜ、丸めてこねて、麵棒で延ばし、専用の包丁で切り、プロの指導の下で自分達の手で打った蕎麦を、皆でお昼として味わった。蕎麦を打てた事と天婦羅としゃくし菜の美味しかった事、改めて日本蕎麦と天婦羅の美味しさを発見し、感動し、忘れられない秩父の味だった。幸福な心地で傍にある道の駅で地産の里芋を買い求めたのでした。次は武州日野駅に電車で向かい、武州日野駅では今宵お世話になる宿からの迎車が有り、この車に乗る人と歩く人とに別れ、私は秩父の山間に住む人々の畑を観たり、山間の景色を体感しながら途中にあった“道の駅あらかわ”に立ち寄りながら15分くらいで宿(秩父温泉はなのや)に着いた。落ち着いた佇まいの宿は全室野天風呂付。なんと豪華な‼。3時頃には到着し、全員各部屋に入り落ち着いた頃、クラブの例会が開かれ来年の計画案などが話されたのでした。
特急アロー号 | 蕎麦打ち | |
蕎麦打ち | 蕎麦切り | 蕎麦を打ち終わり食事 |
夜の食事 |
6時からの食事は創作和食料理で、しゃぶしゃぶと綺麗に造られた美味しい沢山の料理で、ご飯はお茶碗に半分ほど頂いたのでした。そしてなんとこの宿の大野天風呂には月見酒の桝と日本酒がふるまわれており、これには目も心も奪われ、桝に月を入れようと試みるのでしたが、塀が有り桝の中の月を見ること適わず、“月を見てから飲む”これで‼良し‼としたのでした。又風呂上りにはアイスクリームが食べ放題、なんともビックリな“おもてなし”秩父で一番人気の宿とか納得出来たのでした。
12月15日(日曜日)
朝風呂をゆっくりと味わい7時30分に朝食後、8時20分に宿の車で秩父鉄道三峰口駅まで送っていただき、ここよりは小鹿野町営バスに乗り両神温泉薬師の湯迄。いよいよメインの四阿屋山へ、身支度を整え9時30分に両神神社に一礼して登山の始まりです。(ここには誰も拾う人が居ないのか銀杏が石ころのように沢山落ちていて吃驚)
好天にも恵まれ皆さん晴れやかな気持ちで登り、下りと山道をばらけながら進み11時20分頃に両神神社奥社に到着。すると、なんと既に四阿屋山の山頂を極めた清登さんの話によると、この先はクサリ場が続いており頂上までは20分くらい掛かるとの事。どうするかと少し考えていたら、行くなら直ぐに❕❕と主人に言われ頂上に向かうことに決定。数か月前には手術着だった夫が山男に変身したのか?ゆっくりだぞーとか、足がついてからだとか、間隔空けて・・・とかこの声、久しぶりに聞くわ~~と元気になった事に感動しながら山頂へ。山頂の展望は360度の山並みの中、右にも左にも二子山の姿が見えとても印象に残り、大いに達成感を感じたのでした。両神神社奥社迄2時間、山頂往復30分、復路(両神温泉薬師の湯迄)1時間30分。厚い落ち葉に埋もれ、足元の定かでない下り道に注意しながら、又楽しみながらゆっくりと稜線を下る。今年一年を締めくくる山行の旅は、とても美味しかった宿の料理と共に、蕎麦打ち体験の蕎麦の美味しかった事。クサリ場の山が面白かった事、それに元気に成った主人の姿と!沢山感動した旅でした。参加された皆様有難うございました。そして今回の幹事の髙橋さんに感謝申し上げます。
休憩中 | 両神神社奥社で |
下山中 |