記:斉藤 悦子
日 時:2023 年8 月2 日(水)~ 4 日( 金)
参加者:高橋 聰、下河邊史郎、小笠原辰夫、廣島孝子、川村光子、伊藤禎洋、関口興洋、中瀬龍男、
吉永英明、打矢之威、竹内晴美、砂田定夫、高井延幸、高井紀栄、大字 進、高橋文雄、斉藤悦子
8 月2 日(水)晴れ
上越妙高駅に11 時30 分集合。東口で待つ高橋さん、小笠原さんのハイエース2 台(1 台は慶応大学の車) に全員乗り込み、小笠原さんが予約してくれた昼食場所である「春日亭」へ行き、お座敷に案内され、本日初めてお会いした神奈川支部の方達と、自己紹介等し合いながら、海鮮丼と盛り蕎麦を美味しく頂き、その後、小笠原さんがスーパーで予約していた夜のお弁当を引き取り、花火会場へ向かったのでした。
指定されたB 会場で、トイレの帰りに迷わず戻ってこられるよう、目印となるカメラマン席の下方を陣取り、芝生の上にブルーシートを敷き、場所を確保。ブルーシートの番を交代でしながら、暑さ回避を兼ねて近くのショッピングモールに行く。私は、昨年も参加された下河邊さんに付いて行き、花火記念切手、お酒、凍ったお茶等を購入。花火が始まるまで、一今回参加されている皆様と軽食を楽しみ、お話をしたり、横になって、なんとなく寝たりして過ごした。
19 時15 分大音響のアナウンスが始まり、「復興祈願花火フェニックス2023 の打ち上げです」カウントダウン5,4,3,2,1で平原綾香さんが歌う「Jupiter」とともに1時間50 分の花火ショーが始まった。
なぜ「Jupiter」だったのかというと、「フェニックス」は2004 年に起こった中越大地震からの復興祈願として始まったのです。震災のあと、ラジオで被災者を勇気づける歌としてたくさんのリクエストが集まり、何度もながれたのがこの「ジュピター」だったからのようです。青や赤、黄色などの色とりどりの花火が上空に咲き、音と光が一体となって身体にしみ込んでくる臨場感はなんとも言えず格別でした。中天に輝く満月もいつも綺麗に見える。
ヘリコブターが撮影のため飛んでいるが少しお邪魔の感じだ。直径約650m もの大輪の華となる「正三尺玉」や打上げ幅約2㎞に及ぶ「復興祈願花火フェニックス」など、夜空を埋め尽くすほどの大型花火の数々を目の当たりに出来、感動的な時間を過ごせ、これは特別な体験であり、間違いなく忘れられない夜となったのでした。
終了後、はぐれないよう駐車場に向かったつもりが、3 人がはぐれてしまう。花火会場を出て、初めての曲がり角で点呼をとり、後は真っ直ぐ進むだけだったので、まさかはぐれるとは思わず、後を気にしてなかったのは確かだ。廣島さんが一生懸命電話ごしに説明し、なんとか合流。宿のユアーズ・インに午前1 時過ぎに到着。入浴後そそくさと眠りについた。
8 月3 日(木)晴れ
7:30 朝食後8:50 に宿を出発し、白馬八方ゴンドラ乗り場に向かう。15 分ぐらい車を走らせていると30 人ぐらいの行列が出来ているお店を発見。何かと良く見たら、朝採りトウモロコシのお店のようだ。小学生の頃、親戚の畑でヒゲ付きのトウモロコシを採らせて貰って、齧ったことを思い出した。
9:50「大望峠(1055m 展望台)」で休憩、ここからの眺めは私にとっては初めてだったのだが、とても素晴らしい。12:25 八方の尾根の黒菱アルペンリフト到着。リフトに乗る時から、周りの景色が美しく空気が澄んでいて、とても気持ちが良い。八方池周辺はとても自然が豊かで緑に囲まれた素晴らしい景色が広がっている。天候が悪化模様で、ケルンまで登れなかったのは残念だったが、日々の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュできたことを実感した。
8 月4 日(金)晴れ
昨日同様に少し早めの朝食を戴き笹ヶ峰に向かって出発する。9:10 笹ヶ峰の入り口到着。箱根駅伝の優勝校、青山学院の練習コースだそうで、「ランナーに注意」の標識がある。標高1300 メートルに広がる笹ヶ峰高原はスポーツ合宿にも最適な場所ということだ。
笹ヶ峰グリーンハウスを抜け、自然の力強さを感じながら、それぞれの木の特長について小笠原さんからレクチャーを受けながら、9㎞、4 時間のコースをゆっくりと歩む。白樺、ダケカンバ、ブナなどたくさんの木々が繁っている。枝の折れたところが黒く「へ」の字を描いているのが白樺。ダケカンバは赤茶色がかっている。ブナの樹皮は滑らかな灰白色だがまだらになる。小笠原さんから何度も見分け方の説明を受けたので、何とか色々な樹々の名前を覚えることができた。樹々の中には鳥のさえずりがコダマしており、爽やかな香りが漂い、このような自然の美しさを堪能できる散策は気分が良い。
ログハウス風の「乙見湖休憩舎」無料休憩所で昼食。公衆トイレも併設されていて、自動販売機も有りで快適。清水ヶ池を過ぎ緩やかな登りを超えて駐車場へ到着。
待ってくれているはずの車が見当たらない。何度も高橋さんの携帯に電話をするが繋がらない。待つより仕方ない。気持ちの良い涼しい場所、トイレの水道も冷たく顔を洗うとより爽やかになる。暫くすると高橋さんも現れた。曲がるところを見過ごして杉野澤のスキー場まで降りてしまい、変だと気付き戻ってきたそうだ。携帯は宿に忘れたとのこと。何はともあれ、無事帰路へ。
私と中瀬さんは帰路の電車の関係で今晩もユアーズ・インでお世話になり明日帰るのですが、他のメンバーの方々は皆さんそれぞれのお宅に帰られましたが、高橋さんは車で来られたので、暗くなると運転はしないとの事で私たちと共に宿泊されるとの事。今回も、高橋さん、小笠原さんには送迎、さまざまなセットアップ大変お世話になり有難うございました。








