記:山村恵子
2024-11-29( 金)
【日 時】:2024 年11 月29 日( 金) ~ 2024年1 2月2 日( 木)
【参加者】:小笠原辰夫、森武昭、山村秀彦、山村恵子、下河邊史郎、斉藤悦子、醍醐準一、横田昭夫(合計8 名)
1 日目
山想倶楽部の忘年山行の活動に参加させて頂き高野山に来ています。(参加者8 名)
初日の今日はJR 和歌山駅を12:30 に出発して、2時過ぎに高野山金剛峯寺の駐車場に着いた途端、大粒の霰がバラバラッと降り出し、気温も下がって3 度とか。しばしの白い景色を見ることになりました。
金剛峯寺の後は宿舎となる遍照光院へ。この遍照光院は高野山の別格本山で、この宿坊には20 年くらい昔に一度泊めていただいたことがあるのですが、時代の流れとともに色々新しくなっていて、お部屋は二間続き、縁付き、水洗トイレ付き、テレビ付き、お茶菓子付き、さらにWi-Fi 付き、普通の旅館の部屋と変わりがありませんでした。
夕食は全員大広間で頂きましたが、精進料理ながら品数多く薄味で堪能しました。明日はいよいよ歩きます。
【高野山真言宗 総本山金剛峯寺】
【重要文化財】金剛峯寺前駐車場より境内に入って来るとき、最初にくぐられる門を正門といいます。文久2 年(1862 年)再建とされますが、延宝8 年(1680 年)に落慶した「青巌寺上門」の可能性も挙げられています。 右のほうを見ますと小さな入り口があります。このくぐり戸は一般の僧侶がもっぱら使用しています。昔は この門を正面から出入りできるのは天皇・皇族、高野山の重職だけでした。一般参拝の方はあ まり関係のない話ですが、高野山では門の出入り一つでも、厳しいルールがあるようです。
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2024-11-30( 土)
2日目
宿坊の朝は早い。
6:45 から護摩堂で朝のお勤めとお焼香、本堂の案内御本尊その他の説明、外国からの宿泊客のためにポケトーク活用してのお話は今時でした。引き続き朝食を頂き、宿坊出発8:30今日の活動は「高野山女人道巡り」かつて女人禁制のため女人堂が各所に計7 ヶ所あったそうで、そこを巡りながらの山歩き。今回は全体の内約7 キロ4 時間の行程でした。
9:00 不動坂女人堂〜谷上女人堂跡〜弁天岳山頂984.5m 〜大門口女人堂跡〜大門〜助けの地蔵〜愛の浦口女人堂跡
朝のうちは陽がさしていたのですが、天気は曇りになり、気温も低く4~5 度程度か、風も冷たくて、昼食は風の少ない物陰でパパッと済ませ、ろくろ峠〜円通律寺〜大峰口女人堂跡〜弥勒峠〜奥の院駐車場へと4 時間余りで予定通りにゴール。その後奥の院と壇上伽藍にお参りして、2 日目終了です。
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2024-12-01( 日)
3 日目
高野参詣道 町石道(ちょういしみち)を九度山の慈尊院から約13km6 時間のコースのトレッキング。途中、6 本杉からは町石道のルートから外れて世界遺産の「丹生都比売神社」に参拝・昼食タイム、その後別ルートで再び町石道に合流。最後は電車で九度山駅にもどりました。
アップダウンのきつい滑り易い山道を遠回りしたので、20km 近く歩き、総歩数は30,000 歩近くなりました。充実を超えた活動でした。
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2024-12-02(月)
最終日は和歌山の観光。
粉河寺、根来寺、和歌山城。
いずれも紅葉が楽しめて手入れの行き届いた広い境内を散策しながら暖かい初冬の半日を過ごして、和歌山駅で皆様とお別れしました。


































