第397回 三水会便り(毎回PM6:30-8:00)
平成24年4月
春の便りが遅いですね。梅もまだ咲きそろっていない所もあるし、桜の開花も遅れています。ですが季節は確実に進んでいるようです。関西の友人が「いかなごのクギ煮」を送ってくれました。春がやって来たのですね!
★第581回例会は3月21日(水)、野澤誠司理事からJAC-YOUTH活動についてお話をして頂きました。山へ登る若い人が減り、大学山岳部も衰退し廃部が相次ぎ、若い登山者を育成するシステムそのものも失われて来ている。そうした中で数年前から講習会を開始してきた。まず自前のリーダーを養成する事から初め約40名のリーダーを育成してきた。会の「公益事業」として公募した講習生達を対象としプロガイドの力も活用して講習会を実施してきている。こうした講習生の中からやがては会の青年部員も確保する事が出来るであろう。現在はプロジェクトだがやがては若手会員の獲得、教育、研究等を一元化した「YOUTHクラブ」に集約し「自前で人材を作れる組織」にJACを持って行きたい、というお話でした。野澤さんからは、これから若い人達に残して行くべき「JACの伝統」とは何か?という問い掛けも出され、かなり活発な意見交換となりました。三水会にとっても良い刺激となった感じを得ました。出席者24名。 (係:塩澤、川俣)
★第582回例会は4月18日(水)です。この例会は今後の三水会の運営方針等について会員の皆さんにご意見を出して頂く会にしたいと企画しております。古い会員の方が亡くなられたり活動に参加されなくなる他方、新しく入会される方も増えています。会員が会に何を求めているのか?この際、色々と意見を出し合って頂きたいと考えます。今後の会の為には重要な機会と考えますので、是非とも多数のご出席と活発なご意見を期待しておりますので宜しくお願い致します。 (係:塩澤、川俣)
★第583回例会は5月16日(水)です。このところ恒例となっている中村純二名誉会員による「ウクライナ、ポーランドの山と森」というお話をして頂く事になっております。美しい写真と楽しいお話が伺えるものと期待しております。
☆第581回例会の最後に塩澤代表より「平成14年12月以来9年余り、代表、塩澤、事務局長、川俣という体制で会を運営してきたが、長期にわたるためこの辺で交代させて頂きたい。後任として“代表、箕岡さん、事務局長、平戸さん”に現在お願いしている」という話がありました。箕岡さんからは「了解はしているが4月の例会での皆さんのご意見を伺った上で結論を出したいと思っている」とのお話がありました。
☆訃報:会員の高橋早苗さん(9520)が1月23日にお亡くなりになられた、という知らせが入りました。享年79歳、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
東京都千代田区四番町5-4 日本山岳会三水会(03-3261-4433)
塩澤 川俣