第402回 三水会便り(毎回PM6:30-8:00)
平成24年10月
「風立ちぬ。いざ生きめやも」堀辰雄でしょうか、松田聖子ですか。原典はフランスの詩人ポール・ヴァレリーです。季節が移ろい、少し過ごし安くなりましたね。
☆第587回例会は9月19日(水)でした。講話は三水会会員であり、日本山岳文化学会常務理事である砂田定夫さんにお願いしました。「第二次RCCを巡る岳人群像」というタイトルで、奥山章さんを核とするクライマーたちの話をしていただきました。私たちの世代にとっては懐かしい名前がたくさんでてきました。要約すると第二次RCCとは何か、創立の背景、奥山章という人、第二次RCCを支えた人たち、第二次RCCの成果と残したもの(以上小泉義彦による)という講話でした。北岳バットレス中央稜の積雪期初登攀が軸になっているように思いました。砂田さんには来年2月にも今回の講話と関連ある話を頂戴するつもりです。第一次マナスル登山隊隊員である石坂昭二郎さんにもご来駕いただきました。いろいろにぎやかでした。出席者30名。(係:箕岡、平戸)
☆第588回例会は10月17日(水)です。三水会会員であり、日本山岳会東京多摩支部で活躍しておられる高橋重之さんに「武四会を話そう」というタイトルで、武四会の歴史についてお話いただこうと思います。一人では話しきれないので、高橋さんをまとめ役にして、武四会を知る人たちに座談のような形式で新しい会員の知らないことをいろいろお話しいただこうと予定しています。
☆第589回例会は11月21日(水)です。三水会会員の山崎郁郎さんに「北軽井沢で迎える5年目の越冬(仮題)」というタイトルで、厳しい寒さの中、スキーはじめ雪遊び三昧の生活を語ってもらうつもりです。(係:箕岡、平戸)
☆武四山行予告
10月20日(土)~22日(月)二泊三日 森吉山。宿泊予定の森吉山荘には28名で予約してあります。紅葉の絶好の季節です。多数のご参加をお待ちしています。(係:川俣)
東京都千代田区四番町5-4 日本山岳会三水会(03-3261-4433)
箕岡 平戸