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公益社団法人日本山岳会

里山歴史研究会No.18 「信州 林岳、横尾山」報告

サトケン「信州 林岳、横尾山」報告

2019.2.23~24

「参加者」男性 2名、女性 3名 計 5名  

◎「報告:N.U 」

2月23日、F氏のマイカ-で八王子駅を朝8時に出発する。

信州峠経由川上村町田市自然休暇村せせらぎの里に順調に到着。一面の銀世界を予想して

いたが、春の景色で驚いた。

ここは、日本山岳会会員であった寺田和夫元町田市長の尽力で建設されたカラマツと白樺

の木々に囲まれた施設である。

山好きな新しいフロントTさんが製作された「林岳、岩岳、幻の滝のル-トマップ」を頂

き出発した。

今回は、前回登っている林岳と初めての岩岳を訪れた。林岳では、しっかりとした登山口

標識が出来ていた。

林岳への登りは、凍りついていたので山頂直下の急登では20mのザイルを張った。

林岳の山頂は、累々とした岩の塊で男山、天狗山が眼前に見えた。展望抜群。

シャクナゲは厳しい寒さで葉が丸まって垂れ下がっていたが、葉芽は確実に膨らみ春を待

っていた。

岩岳は、林岳登山口から鹿の踏み跡を確認しながら林道を40分程歩き、岩岳登山口か

ら10分足らずで岩峰の山頂に到着。

対峙する林岳の荒々しい双耳峰や五郎山、御座山、眼下には休暇村の白い建物が望めた。

翌24日は、風もなく穏やかな天気で、8時20分信州峠の登山口から山梨百名山の横

尾山を歩いた。

今年は雪が少なく、30分程歩いたガリガリの急斜面でアイゼンを装着した。

樹林帯を抜けるとパッと開けたカヤトの原に飛び出る。

そこは360°の大パノラマで、富士山、八ヶ岳、金峰、瑞牆山、南アルプスの山々、遠

くに浅間山の勇姿が見られ圧巻だった。

カヤトの原から山頂までは、名前の通り横に長い行程で、山梨百名山を巡っているという

若手三人組と出会った。

水だけポケットにいれた軽装登山であったが礼儀正しく、「帰りは怖いな」と言いながら

アイゼンもつけず、軽やかに下山していった。彼らの無事を祈った。

私達は、ゆっくり慎重に信州峠に戻り、渋滞前に帰路に就いた。      以上

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①川上村・林岳1684m②岩岳の登り口③岩岳・1640m④横尾山の中腹カヤトの原

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①双耳峰の林岳②八ケ岳連山③南アルプス④横尾山・1818.2m

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①冬とは思えぬ②暖かい日差しを受け③ツララです④ ノンビリハイキングを楽しむ

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