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公益社団法人日本山岳会

里山歴史研究会 No.42「上野原 八重山」報告

「上野原 八重山」報告
 2022年1月29日(土)                Hatou M

  参加者 8名 男性2名(ゲスト参加) 女性6名(内ゲスト参加1名)

  上野原駅からバスで15分の大堀バス停で降り、登山口の駐車場までゆるやかな
舗装道路を登る。今日初めて参加される方もいて、自己紹介と、それぞれストレッチ
する。今日は虎丸山~能岳~八重山の歩程3時間余りのコース。
雲の多い天気だが今日は思ったほど寒くない。虎丸山登山口から枯葉を踏みしめながら、冬枯の木々の間からの眺望もなく進むと、こじんまりとした神社があった。養蚕の守護神が祀られている虎丸神社だそうだ。ここが虎丸山のようだ。今年の干支の(とら)にちなんで(とら)の付いた山に登れてちょっと縁起がいいかもしれないと思った。参加者の男性お二人とも年男だそうだ。今年もいい年でありますようにと手を合わせお願いをした。
虎丸山からの急な坂を下り能岳へと向かう。新井バス停方面からの登山道と合流して、ゆるやかな登りを、やさしいお顔の馬頭観音に見送られて進むと、まもなく能岳の山頂直下の急登だ。坂を登りきると能岳だ。富士山は雲に隠れて姿を見せてくれなかったが、山々の眺望が良く、ベンチに腰掛け一息入れる。休憩のあと、八重山に向かう。急な階段を下ると、雲の間から差し込む太陽の暖かい日差しの中、南面のゆるやかな稜線を歩くのは、とても気持ちが良い。八重山に着いて、少し早めの昼食。今日は寒さも感じられず、暖かい日差しをうけ、山々の景色を眺められて、こんな中で食べるのは至福の時だ。
展望台へ向かう途中に、立派な石碑があり、この山を地元に寄進した、水越八重さんを讃えていた。山には桜 ヤマツツジ、等の沢山の木が植えられていて、桜の咲く季節に又来たいと思った。展望台からの眺めは素晴らしい眺望で、私には覚えきれない山々の数。雪の富士山が見えないのはとても残念。予定より早く駐車場まで下山できたので、希望者が
秋葉山、根本山に向かった。今日は里山歩きを楽しんだ一日だった。                        

「秋葉山、根本山」報告                     Ueki Y
完璧な標識、休憩、展望ポイントなど至れり尽くせりに整備された「八重山五感の森」を歩いて、観光に力を入れている上野原市の並々ならぬ姿勢が感じられたが、何故か不完全燃焼のようにモヤモヤした。
ゴールに早めに到着したとのことで、皆さんに山越え下山のオプションのお声かけしてしまった。予想に反して8名全員が参加希望だった。

里山は、古の生活に不可欠な道であれば各集落への枝道も多く、道迷いも多発する。
八重山登山口から上野原中学校の歩道橋下をくぐり標識「秋葉山根本山入口」へ入る。
10年ほど前にみた墓地は、増設され大きくなっていた。皆で、秋葉山への道を探す。上野原市が一望できる細い踏み跡の先に尾根への登り口を発見、急坂を登る。四阿の横の秋葉山の鳥居をくぐり階段を登ると山頂には、火伏せの神様のお社と四等三角点(391.4m)が認められた。ガードレールの廃材を利用した階段をドンドン下り先ほどの四阿からの巻き道を右に合わさった。展望のない山道を進み、建物跡と思われる高みを確認して、左手給水タンク方向に下る。まもなく、地元の方に出会い、根本山への道であることを確認。メンバーの歩みは、一層ゆっくりとなる。木々の合間から右手に給水タンクの屋根を認めて、なお下る。「Yamap」を入れているKさんから、「未だ322mまで下っていない」のアドバイスあり。予想以上に時間がかかっている。右手下の日大明誠高校のグランドを回り込むように下ると、分岐の足元に文字の消えかかった「根本山」の木切れを発見、ひと登りで根本山山頂に到着。立派な「根本山」と「金毘羅大権現」の二基の石碑や四阿のある広々とした山頂は、舟の安全祈願の場であったと聞いたことが有る。なぜ、上野原のこの地に「舟」の安全祈願の広場があるのか、まだ答えは出ていない。確かあったはずの三角点を見つけられないでいると、ゲストのKさんから草の中から発見したと大きな声が上がった。322m。もう、すぐそこまで迫っている住宅の脇をトントンと急降下して、新町バス停横に下り、上野原駅への最短ルートと歩いた。

駐車場のゴールに到着して一旦気の緩んだところに余分な歩きを強いてしまったと一人反省する事しきり。開発の波から取り残された里山が無くなってほしくないというのはエゴかもしれないと独り言ちした。                       以上

八重山山頂

 

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