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公益社団法人日本山岳会

里山歴史研究会No.50「多摩湖サイクリングロードのウオーキング」報告

「多摩湖サイクリングロードのウオーキング」報告

                             Oka  Y

実施日:2022年06月16日(木)曇り

参加者:3名 男性1名 女性2名

コースタイム:小金井公園西口(9:15)‥小金井公園北口・・サイクリングロード・・花小金井駅前・・小平駅前・・萩山駅前・・八坂駅前・・東村山中央公園・・武蔵大和駅前・・狭山公園・・西武遊園駅(15:00解散・全行程約11.5Km)

多摩湖サイクリングロードは、東京都東大和市にある多摩湖(昔の名前は村山貯水池)の水を、武蔵野市にある都水道局境浄水場まで曳くために、暗渠式の水路の上に作られた全長12Kmほどの遊歩道付きのサイクリングロードで、東京都で一番長い直線道路です。玉川上水(昨年3 月、ウオーキングを実施)や野火止用水と並んで、古くから地域住民に利用されてきました。

当日は、梅雨時の真っ最中なのにこの日だけ雨が降らず、寒くも暑くもない絶好のウオーキング日和に恵まれました。新緑に囲まれた、1周5Kmの小金井公園西口をスタートし、東西に長い公園の3/4を横断した所にある北口を出て、100mほど畑を横切ると、すぐにこのサイクリングロードと合流。この辺りは、土地が低いので、4~5mの高さまで土手で道路を盛り上げてあります。花小金井駅前から、小平駅前までは、桜を中心にした大木が道の両側に所狭しと連なっており、別名緑道とも言われていて地域住民の憩いの場所です。この季節は、どこで立ち止まっても大木の下には紫陽花が見えるというほど、しかも「今が盛りと咲くやこの花」と言わんばかり。特に小平駅近くの「紫陽花公園」は実に見事で、家族ずれや女性たちで賑わっていた。

西武多摩湖線の八坂駅と武蔵大和駅の間では、線路を挟んで北側にサイクリングロードが、南側に東村山中央公園があり、ここだけはコースを外れて今日二つ目の公園の中を歩いた。広い敷地の中では、幾組かの老人グループがゲートボールを楽しんでいた。公園の西端で、線路をまたぐ小さな陸橋を渡り再びサイクリングロードに戻り、玉川上水からも水を曳いている東村山浄水場を右に見ながら進むと、直線道路最後の狭山公園入口である。武蔵の面影を残す大木の林をぬけると、多摩湖の堤防に上がる長い木の階段が見えてくる。ちょっとうんざりするのだが、傾斜はそれほどではなく登りやすいので難なく登りきる。このコースでは、水道管の上を歩きながらも水とは縁がなく、ここへ来て初めて広々した静かな林に囲まれた湖面に出会う。あいにく高雲りのため富士山は見えなかったが、林の奥に東京ドーム球場の屋根が光輝き、林間からは大きな公園の観覧車が見え、子供たちが緑の中で喜ぶ声が聞こえてくるようにさえ思えた。

紫陽花を中心にした園芸種が咲き乱れるこの季節のこのコース、短い命の花々から沢山のやさしさとエネルギーをもらいました。

参加者の感想

◎小金井公園で、今回のプランナーのOさんから、三枚の地図を渡された。繋ぎ合わせると、定規で引いた一直線が現れた。これが今日歩く公園から村山貯水地(多摩湖)10㎞の道なのだ。大正14年貯水地が出来た頃は人家がなく真っ直ぐな線が引けたのだろう。歩道と自転車道があり、多くの人が楽しんでいた。春は桜、今は武蔵野のシンボル欅が30mの高さに育ち緑陰を作っていた。又今回はスタートからゴールまで、様々なアジサイに励まされた。タチアオイ、半夏生、真っ赤なザクロ、たわわなビワの実、香草のタイムの群落も見つけた。途中、農家の取立て野菜を求めたり、オープンガーデンを覗いたり楽しいこと満載のハイキングになった。(Maruyama S)

◎近くにこんな素敵なサイクリングロードがあるなんてびっくり。小金井公園に足を踏み入れるのは20年ぶりぐらいだ。我が家の子供たちが小さかった頃、そりゲレンデやわんぱく広場で遊ばせた思い出がある。小金井公園を抜け、ゴールの多摩湖までの間、アジサイをはじめ季節の花があふれまさに花街道。沿道の花壇には花の名前ラベルがつけてあるのでわかりやすい。手入れをしているボランティアの親切な心遣いを感じた。ふるさと村やアジサイ公園、オープンガーデンなどが次々に現れ、寄り道をしながら歩くのはちょっとした観光気分。農地直結の野菜の直売所もあり、収穫したての新鮮な野菜を売っていた。買いたくても荷物が重くなるのでこの日は我慢。ここなら電車を利用し最寄りの駅で下車して、ふらっと散策できそう。西武線の電車が見え隠れするこの道に今まで気が付かなかった。最後に多摩湖から吹くさわやかな風にあたりながら、完歩した充実感を味わった。(Yoshida  N)

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