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公益社団法人日本山岳会

沢登同好会Ⅱ 沢登りに関連する主な経験・技術・知識

沢登同好会Ⅱ 沢登りに関連する主な経験・技術・知識

Last Update: 2020/7/14

項目 具体的な内容 入門組 初級組 中級組
総合力 安定感があること。(沢1級登攀Ⅲ級)    
基礎体力 10kgの荷物を担いで6時間以上行動できる。
経験 日帰りの沢登りのリーダー3回以上    
日帰りの沢登り3回以上  
1泊以上の沢登り1回以上  
クライミングジムまたは岩場で練習1回以上  
高巻き(高さ5m以上の滝)    
藪漕ぎ(30分以上)    
水泳(服を着た状態で水深2m縦深5m以上の淵)      
登山計画書 作成したことがある。    
読図 地形図 谷筋と沢筋の見極めができる。  
現在地が把握できる。    
コンパス 沢の合流地点で正しい方位が分かる。    
気象予報 天気図 気圧配置からおおよその天気予想    
ビバーグ ツエルト 平地で敷設できる。    
ファーストエイド 止血、捻挫・脱臼・骨折の処置ができる。    
ポイズンリムーバーやエピペンの使用ができる。      
低体温症と熱中症の処置ができる。      
基本ロープワーク ノット エイトノット(8の字結び)  
ボーイノット(もやい結び、ブーリン)      
クローブヒッチ(インクノット)  
ムンターヒッチ      
ガースヒッチ  
マッシャー(オートブロック)    
リード 登攀Ⅲ級(5.4)以上    
ビレー ガイド(トップ)      
ボディー(肩がらみ)    
セカンド(フォロー)  
自己確保(セルフを取る)ができる。  
支点構築 流動分散か固定分散で支点が作れる。    
自然物(木・岩等)    
既設の人工物(ハンガーボルト等)    
自ら設置したカム・ナッツ・ハーケン      
ラペリング(懸垂下降)ができる。    
マルチピッチクライミング    
人工登攀 こぼう登り。スリングやお助け紐使用  
マッシャーやタイブロックの使用    
アブミ(含スリングアブミ)の使用      
レスキュー 負傷者の引き上げ(下ろし)ができる。      
負傷者の搬送ができる。      
救助要請ができる。(警察、ヘリ)      
その他 着火剤を使わずに焚火をおこすことができる。      
焚火で調理ができる。      
渓流釣りができる(テンカラ、フライ、餌)      
歌が歌える      
楽器が演奏できる。      

〇 実施できる。 △ 知識がある。 空白 任意

※初級者は、○の経験を有し、△の知識を持つものをいう。

※中級者は、○の経験・技能を有し、△の知識を持つものをいう。

これらは、各段階において推奨される最低限の経験・技能・知識の有無であり、習熟度は問わない。

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