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公益社団法人日本山岳会

日本・ネパール留学生交流120周年事業

この度のヒマラヤキャンプ2022隊は、「日本・ネパール留学生交流120周年事業」のひとつに入れていただきました。
そのことについて、在ネパール日本国大使館のFacebookにてご紹介いただきました。
今年は、ネパール人留学生が日本に渡って120年だそうです。
最初のネパール人留学生が帰国したのは、1905年と教えていただきました。当会の創立と同じ年。ご縁を感じます。
留学と登山、一見関係が薄いように思われるかもしれませんが、他国で登山をするのは、その国のことを理解することであったり、地元の方々と交流する面もあり、近しい要素があると思います。
また、ネパールで登山をする者にとって、ある意味の先達ともいえる河口慧海や多田等観らは当時、ネパール人留学生の世話をしていました。

ヒマラヤキャンプ

【フンギ登山若手日本人チームが登頂に挑戦】

今回の梅雨明けは、日本人の若手登山者、GOTO Kisukeさん、KAGAMI Taichiさん、ADACHI Masakiさんの3人が、ネパール西部マナン地区の未登頂ピークのフンギ(6,524m)に登頂しようとした。
これは、Covid-19による2年間の足止めを含め、彼らが3年間準備してきた待望の挑戦でした。
残念ながら、彼らの挑戦は6,150mで終わったが、まだ他の足跡のない山に登ろうとする彼らの思い切った試みは、私たちに挑戦する勇気を与えてくれる。
彼らの登壇は、2025年日本アルペンクラブ120周年を記念したプロジェクト「ヒマラヤキャンプ」の一環です。 日本アルペンクラブは、1905年に創設された日本最古のマウンテンクラブで、ネパール人8名が日本から帰国した年です。 「Study in Japan」と「山」は、日本とネパールをつなぐ重要なキーワードで、始まりは同時にあることに、やりがいを感じます。
このプログラムは、若い山岳者にヒマラヤ山岳での経験を積み、知識と技術を伝授する機会を与えるために開始されました。
Phungiの挑戦は、この3人の登山者に日本では得ることができなかった貴重な経験をたくさんさせてくれたと私たちは思います。
私たちは彼らを安全に迎え入れ、彼らや彼らからインスパイアされた日本人クライマーがネパールを訪れ、再びヒマラヤに挑戦する日を心待ちにしています。

Embassy of Japan in Nepal

120周年記念事業実行委員会

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