標高1936m。宮之浦岳は屋久島の最高峰であるともに九州の最高峰でもある。
「屋久島は月のうち、三十五日は雨」といわれるように雨が多く、山岳地帯の年間雨量は10000mmを超す。
高い山と多量の雨は植物の多様性をもたらし、垂直分布の変化と固有種の豊富さは世界遺産への登録も納得がいくものである。
宮之浦岳は別名、宮之浦御岳(みたけ)ともいい、永田御岳(永田岳)、芋生御岳(栗生岳)、黒御岳(黒味岳)とともに、
いまも「岳参り」が行われている。
世界遺産 屋久島 原始林に抱かれた宮之浦岳
1.黒味岳より宮之浦岳、永田岳をのぞむ
2.花崗岩の山稜から宮之浦岳へ
3.ヤクシマシャクナゲ咲く
4.千年杉の森
5.縄文杉
6.ヤクシマジカ
7.平石、宮之浦岳への道
8.淀川ヒメシャラのびる
9.大王杉の内側
10.ヒメシャラの大木
11.原始林の森
撮影:川井靖元
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