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公益社団法人日本山岳会

今月の写真は乗鞍岳です[詳細はこちら▶]

乗鞍岳は大きい。
乗鞍23峰が連なる山頂部だけでも南北6kmに及び、12の火口湖と堰止め湖、そして8か所の平原を抱合する。
古代から霊山として崇拝され、『日本三代実録』(873年)には愛宝山と記載があり、平安時代から室山時代の古歌などには位山と謳われている。
乗鞍岳と呼ばれるようになったのは江戸時代以降。騎鞍の山容によるとされている。
秋には、緑のハイマツ帯に赤いナナカマドや黄色のダケカンバが織りなす紅葉が美しく、車を利用して観光客が多く訪れる。
しかし、彼岸を過ぎての乗鞍岳は、冬の扉を開けたように厳しい風が吹きつけて初冠雪をむかえる。


爽秋の乗鞍岳

01 乗鞍岳黎明
02 登山口畳平・鶴ヶ池
03 山頂よりご来光
04 槍・穂高遠望
05 エコーライン上部の紅葉
06 ナナカマド結実
07 登山道の整備
08 乗鞍岳登拝
09 屋根板の坂
10 位ヶ原の紅葉
11 ダケカンバ黄葉

撮影:川井靖元
http://www2u.biglobe.ne.jp/~y_kawai/

委員会

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