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公益社団法人日本山岳会

今月の写真は谷川岳です[詳細はこちら▶]

群馬県と新潟県の境にある。
標高2000mにも満たないが、東京から近いため、多くの登山客から親しまれている。
かつては多くの遭難者を出し「魔の山」と言われていたが、
いまは、星野リゾートによるロープウェイが観光客を呼び、紅葉のスポットやスキー客で賑わっている。
古くは「耳二ツ」と呼ばれた双耳峰であり、信仰の山であった。
北の「オキの耳」(1977n)には浅間大菩薩をまつる神社が建立され、「谷川富士」「越後富士」と呼ばれていた。
南の「トマの耳」(1963m)は「薬師岳」と呼ばれていた。
しかし、地形図に「谷川岳」と記されてしまい、木暮理太郎や武田久吉らが正しい名称での呼称を呼びかけたが、
定着してしまったと深田久弥の『日本百名山』にある。
(文・KN)


春雪の谷川岳を登る

1 春雪の谷川岳
2 トマノ耳(薬師)
3 登攀
4 朝陽を浴びた国境稜線
5 稜線を覆う雲海
6 オキノ耳稜線をのぞむ
7 肩の小屋より國境稜線を望む
8 天神尾根登山路
9 フクジュソウ
10 マチガ沢雪渓尻

撮影:川井靖元
http://www2u.biglobe.ne.jp/~y_kawai/

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