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公益社団法人日本山岳会

山と湯めぐり2 日光の光徳温泉 849

山と湯めぐり2 日光の光徳温泉

村上和子

男体山(2.486m)は日光・中禅寺湖北方にそびえたつ100名山の1つ。明治5年までは女人禁制で、山岳信仰の山です。

その男体山近くに素晴らしい温泉がありますのでご紹介します。男体山の下山ルート(山頂から三本松に下る)にある光徳温泉です。源泉地は日光湯元。泉質は、含硫黄-カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)中性低調性高温泉で、美しいお湯の温泉です。効能には山行後にぴったりの筋肉痛・疲労回復・健康増進などがあり、その他にも動脈硬化・糖尿病・婦人病・皮膚病が挙がっています。

この温泉は空気に触れると、色が変わります。温泉引き立ては透明ですが、次第に白濁、あるいは、アクアブルー、エメラルドグリーンに変化します。

効能ももちろんですが、お湯の美しさへの感動は温泉好きをさらにアップさせることでしょう。感動も精神的な癒しという温泉効果の1つになると思います。

光徳温泉の日光アストリアホテルは下山途中にも近く、源泉かけ流しの温泉です。

日帰り温泉は食事つきとなっているようですが、山での満喫と温泉への感動を噛みしめるならば1泊もおすすめと思います。

また登山口近くになりますが、中禅寺湖畔に建つ日光レークサイドホテルがあります。こちらも源泉かけ流しでなおかつ日帰り温泉も可能です。源泉地はやはり日光湯元です。

美しい温泉は山行の思い出を一層素晴らしくすることと思います。

最後に温泉の入浴5か条をご紹介したいと思います。

その一 入浴前後には1杯ずつの水を飲むべし

その二 入浴前には足先からかけ湯をすべし

その三 頭に濡れたタオルののせるべし

その四 長湯せず分割湯をすべし

その五 疲労回復には、ひざ下の温冷交互浴が有効なり

(温泉ソムリエテキストより)

写真:二荒山神社の鳥居と男体山 小島守夫撮影

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