1.日時 :5月18日(木) 18:30~20:00
2.場所 :JAC 集会室, 及びZOOM (近藤雅幸氏にzoomホストとしてご協力頂きました)
3.出席者: (敬称略、順不同)
集会室: 伊藤/上/木曽/近藤/長岡/中場/松浦/松本(敏)/本村/石田 10名
ZOOM : 稲垣/大澤/福岡/町澤/松本(博) 5名 計15名
4.報告事項
1) 理事会報告 (川瀬理事) 例会開催時にはお伝え出来ませんでしたが、下記のメッセージをいただいておりました。
「 昨日開催の理事会報告は下記の通りでした。
・6/24の総会に関し、今月末から資料の送付を開始、はがきの返信をお願いいたします。また、懇親会を予定しています。
・北海道支部、岐阜支部、関西支部、北九支部の支部長が交代になりました。
・科学委員会と遭難対策委員会共同で作成を予定している「山の安全ノート」について、基本的に「山のマナーノート」の改定版とし、内容として「火山」と「登山計画書」の項目を追加した構成を考えています。また、印刷物ではなく、スマホ等の端末での閲覧を基本とし、JACのホームページやチラシを利用して、QRコードからのアクセスで提供できるようにすることも相談させていただきたく思います。 」
5.議題
1) 6/10~6/11開催の探索山行 (伊藤)
・参加予定者は39名 (委員は16名 + 一般23名) (男性22名 + 女性17名)
・山行、行動時は 4班体制 x 約10名とする。班長は、平野/伊藤/松本(敏)/木曽氏にお願いし、必要あれば副班長に石井/下田/上/稲垣氏にお願いする。
・班割、およびホテル&リソート長浜での部屋割案は追って6月に入ってから参加者に連絡する予定。
・参加者の切符手配関係を再確認する。(6/10 (土) ひかり633号 東京発7:33、 6/11(日)ひかり656号 米原発15:57)
2) 上氏による「山の協議会」での「登山道法研究会」関する活動報告
・国立公園は本来、国が適正に管理する責務を負うが、実態としてコロナ禍による登山者の減少による山小屋経営の悪化等によりボランテイア的な山小舎による登山道整備が思う様にはかどらない状況下、登山道法研究会として上氏から環境庁、国会議員に現状の問題点などを説明している。
・4/19の東京新聞記事に登山道法問題が掲載されたが、8/10に「これでよいのか登山道」の第二版を発行予定。
・実態が掴めず環境省の方では種々資料を提供できる状況には至っていないというが国会内部で検討、地方公共団体にも呼びかけ予算請求等を行うことも検討中。
・委員会のメンバーからも当問題に関しては受益者負担が原則で協力金、及び 両神山の入山料の千円も受け入れられているとの発言があった。
3) 長岡氏による、ネパール2015年大地震でのヒマラヤ・ランタン谷での地震被害の現況、ランタンリルン山頂直下の氷河崩壊、その掃流・爆風による被害状況、ほか、近年の観光化等の紹介。
以上について、多数のスライド映写で次の説明を頂いた。
① ランタン谷の現在(観光開発進行)と、2007年8月との比較
② ランタン村、地震被害地の状況(氷河崩壊の掃流と爆風による)
③ 1970年実測の地図からは死者が多かった被災地域(一見、住みやすそうな)は、住むべき地ではなかった。(その地には、観光化以前には人家はなかった。)
④ 日本での類似例の紹介
以上