1.日時 : 令和6年11月21日(木) 18:30~19:50
2.場所 : ルーム集会室&ZOOM
出席者: (ルーム): 稲垣、平野、長岡、福岡、町澤、木曽、松本(敏)(記録) 計7名
(ZOOM): 伊藤、大澤、鴨志田、松本(博)、西村、荒川、近藤(雅)、勝山 計8名
参加者総数15名
3.議題
⑴ 理事会報告:なし
⑵ 令和6年度のフォーラム「登山を楽しくする科学(XⅣ)」報告
・会場:立正大学品川キャンパス・ロータスホール・・日時:令和6年11月9日(土)、13時~17時
① 演題「富士山ってどんな火山」:講師は福岡孝昭氏(元立正大学地球環境科学部教授、科学委員会元委員長)。予定していた須田知樹氏がフォーラムに参加できなくなり講演が中止になったことから、講師を急遽変更して福岡委員による講演が行われた。
② 演題「スマホGPSで登山を楽しく ~スマホGPSによってなにができるか、その楽しみ方~」:講師は近藤雅幸氏(JAC登山講会・読図講習の主任講師、科学委員会委員)
③ 演題「チベット医学と祈り ~山と薬草と仏教と、ダラムサラ10年の暮らし~」:講師は小川康氏(森のくすり塾)
・参加者は、一般登山愛好家31名、JAC会員が12名、科学委員会委員が20名(その内2名は講師)、講師1名で、総数は64名であった。昨年度の参加者は70名で、JAC会員は24名、今回はJAC会員の参加が少なかったのが、総数減少の原因の一つと考えられる。
・アンケート集計結果から、今後取り上げて欲しいテーマとして、山の動植物、自然保護、古道、山岳信仰、安全登山などが多く今今後のテーマ選定に考慮する必要がある。
・来年度のフォーラムで、今回中止となった須田委員に再度講演をお願いできないか、委員長から須田委員に連絡を取ることで了解れた。
・フォーラム関連費用の途中報告があり、会場は立正大学提供、講師関連で約8万円、予稿集作成費で約8万円、諸経費が約4万円、総額は約20万円であった。
予稿集をカラー印刷にすることで約2万円印刷費用が前年度よりもアップしたが、次年度以降もカラー印刷を継続することで了承さた。
・立正大学品川キャンパスの管財課に会場借用に関する挨拶と下見、予稿集の届け先等のために、11月6日、福岡、木曽、松本敏の3名の委員で挨拶(手土産等持参)に行った。
・今回のように急遽講師変更が必要になった場合の対応として、委員の中から講師を出す準備をしてはどうかとの提案があった。事前の準備として自主研修で報告する機会を増やすことで、委員会活動を活発化できるとのコメントもあった。
・フォーラムの参加者を増加させる方策として、過去の参加者名簿のメールアドレスを、メーリングリスト化することが提案された。
⑶ 古道調査への協力「富士山お中道」:報告書を作成中で特に進展なし。
⑷ 自主研修:報告なし
⑸ その他
・福岡委員から、委員会活性化の提案として、①委員会と同好会の違い、➁公益事業:公益法人化、フォーム、③共益事業:探索行、④委員会内活動:セミナー、研修山行、⑤フォームの変遷(配布資料:日本山岳会百年史)があり、議論が行われた。今後も提案内容の検討を継続する必要があると考えられる。
・例年、1月例会(2025年1月16日、木曜日)は新年会が開催されますので、令和7年度も新宿で新年会を開催することになった。詳細は後日連絡する。
次回の12月例会予定の12月19日(木)は、日本山岳会の往査が集会室で行われるため、科学委員会の例会は中止となります。連絡事項等は、適時、科学委員会メーリングリストで実施します。