メニュー

公益社団法人日本山岳会

日本山岳会登山講習会ガイドライン

①講習会の参加者人数に対する引率者比率は
参加者1人に対する引率者比率は、1:5を基本とします。
参加者5人に対し講師1人であれば、もし緊急事態が発生した場合でも安全に配慮した行動が可能になります 。

②講習会の指導者は、豊富な経験を持つ日本山岳会の役員及び役員経験者が机上も行い実技にも同行いたします。

③参加者の事前の調査について
今回は、日本山岳会が公益活動の一環として 実施いたしております。
少しでも多くの方に安全な登山をしていただき、山の楽しさを知ってもらうために経験と実践に基づいた実際に役に立つ初級の講習を行います。
一般の方と会員を対象にした登山講習会ですが、実技は次のようなスキルや体力が必要です。
▶▶講習会の目的と登山レベル

④安全対策
《気象判断》
当会会員でもある山岳気象専門予報会社「ヤマテン」より、最新の気象情報を入手して安全に配慮した登山講習会開催に役立てます。
基本は、雨天開催ですが、警報級の悪天候が予想・発令された場合には、講習会を中止する場合があります。
その場合、出発日の前々日17時時点の天気予報を参考にして開催または中止の判断を決定します。
ご参加の実技講習会の中止は、日本山岳会公式ホームページに掲示します。
実技講習会にご参加の皆様は、前日までに該当の講習会の開催をご確認ください。
《事前調査》
下見や現地の情報収集などを行い、安全に配慮した講習会の実施をいたします。
《危急時対策》
危急時に備え、医師監修のファーストエイド装備を持参、緊急連絡手段の確保、ビバーク装備の持参など非常事態に備えています。
通信手段を確保し、アクシデントの際には速やかな緊急通報連絡が出来る様に準備いたしております。

⑤参加者の事前確認
参加者の連絡先及び山歴、病歴を確認いたします。該当の山に対して経験の浅い方やや登山中に悪化の可能性の高い持病をお持ちの方は、場合によっては実技のご参加をお断りする場合があります。

⑥登山前の体調判断
山ではちょっとしたことを契機に命に関わる状態になります。行く前から体調が悪いときは登山を控えてください。登山当日に下記a~eのいずれかに当てはまる場合、各実施講習の連絡先にお知らせの上、参加を取り止めてください。くれぐれも無理しないようにお願いします。
a. 熱がある
b. 胸や背中の不快感・痛みがある
c. 腹痛、下痢、吐き気がある
d. 咳やのどの痛みがある
e. コースタイム通りに歩けそうにない

⑦危急時の連絡網
現地⇒110・119⇒病院⇒該当家族
現地⇒講習会担当者⇒理事会⇒参加者家族
登山計画書は、事前に該当地域の警察と日本山岳会に提出いたします。

⑧個人情報について
参加に際していただいた個人情報は登山計画書の策定および日本山岳会登山講習会の運営にのみ使用します。

〈2024年04月01日〉

委員会

pagetop