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公益社団法人日本山岳会

蓼科山登山に参加しました!!!

元気な笑顔で蓼科山山頂到着

日 時:令和5年4月1~2日  参加:19名  柏崎山岳会 渋谷 昇 記

〇4月1日(土)

 11時、新井SAで長岡からのバスに合流する。車内でスリングを使用した簡易チェストハーネスの作り方を練習する。自分のやり方で作ってみると結び目が動いてしまい、作り方をすっかり忘れていたことを自覚した。途中東部湯の丸ICで休憩を取り、14時宿泊先の蓼科荘に到着する。夕食時皆さんとの懇親を深めた。

〇4月2日(日)

 朝食を終え、バスでスズラン峠の先の登山口に向かう。駐車場には既に何台かの車が駐車していた。ナンバーを見ると全国からのナンバーで、蓼科山の人気がうかがえた。登山口の標高は1724m、山頂までの標高差は約800m。装備を整え7時10分に出発する。

最初は熊笹が茂る緩やかな道を進む。周りの熊笹の葉に着いた霜が、朝日にあたりキラキラと輝いていた。その後ジグザグの急登が始まる。登り始めは、何時も辛い。汗が噴き出す。白樺の樹林帯の中で一本取る。2100mを過ぎると、登山道が平坦になり、前方にお椀を伏せたような円錐形の蓼科山の全容が見えてきた。青空に映え美しい。蓼科山山頂と槍・穂高

カラマツとダケカンバが混じり合う樹林帯になると登山道の残雪は凍り付き、岩と氷のミックスで滑り易い。安全の為、登山道の脇でアイゼンを装着する。岩の急登を登ると前方に縞枯した針葉樹林が見え、その上にゴツゴツとした岩場が見える。岩場からは森林限界だ。山頂までもう少し。岩場の脇でアイゼンを外し、山頂に向かう。右側を見ると北横岳の先に天狗岳が見えた。赤岳は残念ながら雲の中で見えない。緩やかな雪道を歩いていくと蓼科山頂ヒュッテが有り、その先に山頂の標柱が見えた。10時40分、登山口から3時間半で山頂に到着だ。

山頂部はゴロゴロした岩で覆われ、その中心に高井明神を祀った奥宮が建っている。山頂から北西側に後立山連峰の白馬岳から鹿島槍ヶ岳の山々、雲を挟んで北アルプスの槍ヶ岳から北穂高岳、東側に北横岳と天狗岳の山々を見る事が出来た。集合写真の後昼食を取り、11時半に下山を開始する。

山頂から岩稜帯を降りる山頂直下の岩場でアイゼンを装着し下山した。途中何回か休憩を取りながら14時20分に登山口の駐車場に到着した。

無事山行を終える事が出来ました。リーダーをはじめ皆さん有難う御座いました。

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