山岳古道調査(中越地区)のご案内
清水峠(1,448m)
上越国境に位置する清水越えは越後から上州へ通じる最短路であって、戦国時代には上杉謙信の関東出征の軍用路として、また交易の道として幾度も切り開かれた道であった。清水越えの長い歴史の中で最も大規模に開削された工事は明治18年に難工事の末、開通した清水街道である。国道に昇格し期待されたが、相次ぐ雪害に1年足らずで通行不能になった。幻の国道291号線は新緑の時期に対岸の十五里尾根から道跡がかすかに確認できるのみで通行は不可能である。現在、歩ける道は送電線巡視路の役割を持つ、十五里尾根と井坪坂の登山道である。笹原の広がる国境稜線の清水峠を目指し、歴史を想い周回します。
- 期 日 :令和5年7月9日(日)
- 集合場所 : 清水集落の工事用ゲート前 6:50
※駐車は清水集落の駐車場もしくはゲート付近の駐車スペース(3,4台)
- 日 程
清水集落ゲート 7:00 → 8:00 十五里尾根分岐 → 8:20
丸ノ沢出合 → 11:30 清水峠 11:40 → 13:10 兎平
→ 14:00 十五里尾根分岐(追分) → 14:40 ゲート 解散
歩行時間 約6時間30分
- 参加対象者 日本山岳会会員で山岳保険加入者
- 問い合わせ・申し込み先 等
松井 潤次 e-mail : mahojiya@seagreen.ocn.ne.jp
携帯電話:090-4621-1825
Fax:0258-83-4861
※住所・氏名・年齢・携帯電話番号・緊急連絡先をご連絡ください。
- 申込締切 令和5年6月30日(金)