越後支部 山行委員会企画
魚沼市 未丈ケ岳 1.552m
・日 時:2024年10月5日(土) ・参加者:14名
皆さんは、登山地図・資料等の整理は、具体的にどの様にされていますか。私は、新潟県に関しては、大河の位置で分類しています。よって、信濃川と阿賀野川の間にあるのが未丈ケ岳となります。私は、新潟市中央区のほぼ真ん中に住んでいますので、信濃川と阿賀野川の河口にあたります。
未丈ケ岳の西面の沢は信濃川支流の黒又川、東面の沢は阿賀野川支流の只見川です。未丈ケ岳では、両大河の支流がとても接近しているのです。私にとっては、何か縁を感じます。浅草岳頂上より眺める田子倉湖、奥只見丸山スキー場の頂上より眺める奥只見湖、それぞれの湖を俯瞰しているときは、広大な展望で満足度は大です。
では、未丈ケ岳頂上ではこの二つの巨大ダム湖を同時に見られるか期待しました。しかし、前日この地域は大雨だったそうです。当日は、天候にも恵まれましたが、遠方の視界は悪く、期待はずれでした。
さて、今回の山行は 渡辺 茂をCLとする男性8名女性6名が参加、SL多田 政雄を先達として、泣沢避難所駐車場を6:40出発。974のトップ9:00.未丈ケ岳頂上11:30.昼食後、12:20下山開始。泣沢避難所駐車場16:10。集合場所の奥只見シルバーライン入口まで何事もなく全員無事に戻り、解散。
コースガイドとして駐車場より、黒又川支流の泣沢から本流の切妻形の赤い鉄橋まで、数回の渡渉があります。沢への登り下りの足場の悪いところは、工事用の黄色いロープ、太い鎖があり、極力危険な箇所もなく、安心できます。鉄橋近くの広場に未丈ケ岳への標識あり、ここより登り始め974mトップまで、そして松の木ダオまで約60m下降し、頂上の二等三角点まで、道はほぼ一本道です。
頂上から遠方の山々のロケイシヨンは見られず残念。頂上と東側の黄色に燃える大草原で写真撮影。そして頂上で、昼食後下山。展望は、なかったが、同行の 井口 礼子さんよりアブラツツジを教えて貰いました。ありがとう。機会があれば再度挑戦したい。
報告者:江口 健