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公益社団法人日本山岳会

冷え込んだ越後より、第7回藤島蔵書研究発表概要を届けます! 

 津野関川村教育長、新潟県山岳協会長(伊藤自然保護委員長が代理挨拶)、後藤越後支部長3名のご挨拶を頂きました。

             

①高辻様から玄さんの飯豊初旅のリーダを務め、玄さんを感心させた中野理(おさむ)氏との出会いを披露されました。


② 赤津山遭難記 2本立で玄さんと下越山岳会の佐藤正氏が赤津で遭難しかかった話と、その10年前に二王子岳から赤津山へ向かい帰れぬ人となった大倉長之丈氏の遭難捜索記を、下越山岳会所属の佐久間が話しました。 中心の赤津山のお話しでした。

  

③ 藤島玄と西山日光寺 遠藤家之進正和氏の時代背景(玄さんが昭和13年~昭和57年まで通い続けた)その訳をスキー山行記録と供に語りました。

        

  

④ 藤島玄の朝日連峰 田邊信行氏講演 飯豊に止まらず周辺の山々に調査の触手を伸ばしていた一つです。 昔の小屋の映像記録と供に講演されました。                       

⑤ 藤島玄の佛像収集・雲泉寺安置 玄さんが山々で出会った”小さな仏像たち”と題して、映像で!

                 

⑥ 飯豊連峰の登山道 小国山岳会会長兼飯豊保全連絡会の代表である井上邦彦様より、今後の登山道整備の歴史となる開拓の歴史を江戸から現在までを各種の記録から説き起こして、明確にお話しして頂きました。

令和5年11月27日の山形新聞に「国立公園 歩道の5割 無管理」の記事が掲載。

全国的にも「これでいい登山道登山道」登山道法研究会発行(2021年8月11日発行)が注目を集めています。 少子高齢化を迎える中、登山道整備も一筋縄ではいけない時代を迎えつつあります。 

熱演する井上氏

 

新潟県山岳協会参与の遠藤俊一氏が玄さんの生年(1904年)からして、今年で120年になる事を締めの挨拶でお話しされました。 

尚詳しい発表資料は、藤島蔵書にファイルとして保管しておりますので、閲覧・見学ご希望の方は関川村の平田代表(0254-64-1245)へどうぞ。

                                      編集・文責  佐久間雅義

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