弥彦山外来種( フランスギク) 駆除活動
( 実績報告)
・日時: 令和7 年5 月1 0 日( 土) 9 時3 0 分~ 1 2 時0 0 分
・場所: 弥彦山山頂( 奥の院) 及び大平園地周辺
・参加人数: 2 4 名
【はじめに】
令和4 年度から実施している外来種( フランスギク) の駆除活動は今年で4 回目となる。
今回も弥彦村民に郷土の秀峰弥彦山に繁茂する外来種の現状を知っていただきたく、弥彦村産業部観光商工課の協力を得て各戸にチラシの配布や、日本山岳会越後支部ホームページで山岳会会員に情報提供した。
また、地元三条新聞から事前に開催情報を掲載していただくとともに、活動の様子も掲載いただいている。残念ながら村民参加はゼロ、山岳会員等2 4 名のメンバーで駆除活動を実施した。
開会にあたり、弥彦村担当者の挨拶、そして日本山岳会越後支部後藤正広支部長が清掃活動への参加に対し感謝の意を伝えた後、自然保護委員会春日良樹委員長から、作業にあたり外来種駆除の留意点の説明を受け、「根こそぎ取る」ことを確認し作業に入った。
【実施】
作業は弥彦山山頂( 奥の院)及び大平園地の2 班に分かれて実施。
1 奥の院
2 大平園地
奥の院同様、フランスギクはところどころつぼみの状態で成長していた。( 写真4 、5 )
作業は1 時間半ほどで、除去したフランスギクは大きいゴミ袋18袋、重量9 0 k g( 昨年8 8 ㎏ )( 写真6 )、処分を弥彦村担当者にお願いし、1 2 時に解散した。
【今後】
外来種駆除は数年で撲滅するものではなく、根気強く活動を行う必要があると感じる。
また、地元弥彦村民の皆様をはじめ弥彦山を愛する登山者の皆様にも、国定公園弥彦山に繁茂する外来種の現状や当山岳会活動に理解していただき、日本古来の美しい自然景観を後生に残すために、今後も継続して取り組んで行きたいと考えている。
ただ、地元村民の参加者がないことは大変残念であり、私たちの取組みを再検討し次年度に望みたい。
参加して下さった皆様、ご協力いただいた関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。
最後に駆除から2 週間が過ぎた最近の状況を下記に報告する。
【最近の状況( 令和7 年5 月2 4 日( 土)】
2 カ所ともフランスギクはほぼ見当たらない。
1 奥の院
2 大平園地