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公益社団法人日本山岳会

2023.11.4-5 五支部合同懇親山行

2023.11.4(土)-5(日) 天候:晴れ⇒雨⇒晴れ

参加者:福井支部6名(舩田、江田、長谷川、曽我、濱野、森田)、岐阜支部6名、京都滋賀支部3名、富山支部9名、石川支部11名+一般2名、計37名

約1年ぶりの5支部懇親会であった。4日(土)午前中は晴れて温かく、江田さんの案内で気多大社・妙成寺・雨の宮古墳群を見学した。昼食をと思ったが適当な店がなく、コンビニで適当に買い入れて車中でという事になった。その後碁石ヶ峯の「石川県立鹿島少年自然の家」へ向かう。山道を登り目的地に到着すると、トレラン大会のゴールになっていて若者が次々にゴールしていた。会場は立派な建物、設備で広い大浴場もあり、快適な蚕だなベッドであった。

16時からの講演は「石動山を愛する会」の桜井憲弘氏が『能登の霊峰石動山の歴史』と題して話された。石道山を開いたのがかの泰澄大師であり、中世には伊須流岐比古神社の社殿や堂塔伽藍が立ち並び『いするぎ法師』が闊歩する平泉寺白山神社のような隆盛を極めたが、南北朝時代の戦乱で荒廃した。その後江戸初期に加賀藩主前田氏により復興され石動山天平寺として、神仏混合・山岳信仰の山として大いに栄え、多くの登拝道が開かれていたという。明治の神仏分離令以後衰退しているが、多くの遺構を残しているそうだ。国指定史跡名勝天然記念物「石動山」である。

懇親会では夕食もおいしく、特に新米のゴハンは高評価で、お替りする人が多かった。夕食後、各支部から持ち寄った沢山の銘酒を中心に懇談の輪が広がり、21時以降は談話室で22時の消灯まで続いた。

翌5日(日)は朝7時に起きると外は雨であったが、朝食を済ませて、8時30分に宿舎を出るころは雨が上がっていた。全員が車で石動山へ向かう。江田さんの先導で山を下り、少し北へ走ってまた石動山へ向かって山道を登り石動山の駐車場へ向かった。途中道を間違えた車も無事合流し、石川支部の先導で旧参道のひとつ多根道を下る。谷沿いの参道で、何ヶ所か橋が落ちたり痛んでいたり、道路の崩落などあったが全員無事に多根伊弉那岐神社へ到着、マイクロバスで石動山駐車場へ戻り、大宮坊周辺で昼食後解散した。その後標高565mの石動山山頂まで登り、下って石動山資料館を見学、帰途に七尾城の城山展望台、七尾城跡まで足を延ばし、松本合庁へは17時30分ごろ帰着した。

石川支部の方々、お世話になりありがとうございました。江田さん案内ありがとうございました。【森田記】

【写真提供 石川支部堀さん】

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