日本山岳会120周年記念事業「全国山岳古道調査」の一つとして国東半島で集中山行が開催された。国東半島は、山岳信仰と天台系修験、宇佐八幡の信仰が融合した独特の六郷満山文化が形成された。当支部は、その峰入りの修験道を、120の山岳古道の一つとして将来に残そうと調査し、データとして公開した。
昨年の熊野古道集中山行の第2弾としての企画は、4月25日、中山仙境の峯道、霊山寺、実相院、六所宮、大不動窟、旧千燈寺から五辻不動。4月26日、無動寺から天念寺、長安寺の峯道、国東半島最高峰の両子山(720.2m)へ登り、両子寺での登山安全祈願を行った。また、26日は、ホテルベイグランド国東にて、松井国東市長を来賓として迎え、盛大な懇親会が行われた。北は北海道支部、東北の宮城支部、山形支部と全国から84名のJAC会員が集まり、楽しい3日間だった。
国東半島は、素晴らしい文化の花咲くところです。2、3日では、物足りません。また、おいでください。