令和7年度 第12回 登山教室 座学 【報告】
第3回 登山における救急法講座
日 時:6月18日(水) 18時00分~21時00分(質疑応答含む)
場 所:ホルトホール404会議室
講 師:宮本陽子氏
参加者:受講生18名 役員8名 会員会友8名
支部長のあいさつに始まり穂高や大雪の遭難に触れ、正しい知識で山に登り、
遭難を防ごう、本講座も、安全な山登りに役立てて欲しい、などの話があった。
講師は、天心堂へつぎ病院の看護師で、山岳ファーストエイドプロバイダーの宮本陽子氏が務めた。
概略は下記のとおり
・山岳ファーストエイドとは
街と山の違い~病院から離れた厳しい環境下で、限られた人員と道具で対応しなけらばならないなど
・雷の回避法
・テーピングテープの使い方
・外傷
・救急要請の仕方
・毎週登山 月標高差2000m登山の効用~体力を維持できるなど
・アナフィラキシー ダニ 虫よけスプレー何が良いか
・ファーストエイドキットの中身
・登山計画書
・低体温症
・熱中症
・山小屋で、ビニール袋がカシャカシャ喧しいときは、洗濯ネットを使うと良い
・エネルギー(特に炭水化物)が欠乏して起こる問題と水が欠乏して起こる問題
・山は早出して15時には下山 寝不足は天敵
・救急要請に仕方や雷の回避などは、実技も交える。
などなどである。
内容が広範で、項目名しかお伝えできない。
参加者は熱心に聴講しており、多くの質問が出されるなど、熱気あふれる講座であった。
(報告 佐藤裕之)