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公益社団法人日本山岳会

今月の写真は羅臼岳です[詳細はこちら▶]

美しい山容の山である。知床富士とも呼ばれる。
山頂からはオホーツク海や根室海峡、知床半島の山々、国後島までもが一望できる。
羅牛、良牛とも書かれ、ラウシとも呼ばれた。アイヌ語では「チャチャヌプリ(老爺山)」という。
知床半島の山は木下弥三吉によって開拓された。
羅臼岳への登山道も弥三吉の手によるものだ。
1927年に北大に入学して知床に魅せられ、北大山岳部部員として半島の山を踏破し、爾来、知床と共に生きた。
岩尾別に造材事務所を建てたのが木下小屋の前身である。
羅臼平に建つレリーフは夫人が分骨を納めたケルンによって作られたものである。
「限りなく知床を愛し惜しみなくこれを頒ち与えた木下弥三吉君」そう刻まれている。(KN)


世界遺産知床 羅臼岳に登る

1.知床峠よりの羅臼岳
2.大沢残雪を登る
3.登山口木下小屋
4.羅臼山頂より硫黄岳、サシルイ岳、三つ峰
5.エゾツガザクラ
6.キタキツネ
7.羅臼平の食料保管庫
8.羅臼岳山頂を行く
9.ベニバナミネヅオウ
10.山頂直下の石清水
11.羅臼湖
12. エゾシカ

撮影:川井靖元
http://www2u.biglobe.ne.jp/~y_kawai/

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