桜の植樹とコーカサス山脈へのトレッキング
黒海とカスピ海の間には、5000m級の高峰があるコーカサス山脈がそびえています。
その北側はロシアですが、山脈の大半はジョージア(旧グルジア)という小国にあります。
ヨーロッパアルプスよりも高いだけあって、氷河を持つ険しくも美しい山がたくさんあります。
日本山岳会120周年記念事業として、コーカサスの麓の街メスティアで2025年の春に、桜の植樹を行う予定です。
また、それに合わせて幾つかの旅行やトレッキングを企画しますので、ぜひ、ご参加を検討ください。
※写真は、世界遺産の高い塔のならぶメスティア
メスティアに日本の桜を植えようという計画の主眼は、そのことを契機として、コーカサスの山を舞台に、日本とジョージアの人と文化の交流を促進することにあります。
また、できれば、日本から険しい山に挑む登山隊を派遣したいと考えています。
ジョージア国の近隣で戦争が続いているのに、桜の植樹かとの意見もあろうかと思います。
しかし、ワシントンのポトマック河ほとりの素晴らしい桜並木も、国際関係が悪化する中で、日米の支援者が十年もかけて実現したという故事もあります。
ロシアとの国境を接するコーカサスの麓に、平和を願い、最初の3本の桜を植えようと考えました。
「ジョージア国大使の講演会とジョージア・ワインの試飲会」を開催
また、ジョージアを紹介するため 2024年2月29日(木曜)の夕刻に、「在日ジョージア国大使による講演会とジョージア・ワインの試飲会」を開催する予定です。
詳細は日本山岳会のホームページでお知らせいたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。