初級者講習会・机上「第1回 登山の基礎ー装備から歩行技術まで」【報告】
日時:5月19日(月)19時00分〜21時00分(質疑応答含む)
場所:日本山岳会104号室
講師:飯田邦幸氏(東京支部長)
受講者:29名(会員・準会員14名、一般10名、オンライン5名)
会場はほぼ満席だった。オンライン参加者向けはPCマイク対応(Bluetoothマイク不調)で行った。会場内・受講者が多くマイクがあったほうが良かったかも、問題はなかった。
やや緊張から始まるも、飯田講師の気配りや魅力あふれる山の話しから、次第にリラックスした雰囲気になり、参加者たちの意欲や興味深さも良く伝わった。
登山の基本となる話を、初級者目線に沿って、身近な例を交えながらイメージしやすいように話されていた。
装備については、実際に、登山靴(上り下りでの紐の結び方の違いなど)、ザック(使う頻度や形状重さによるパッキングの仕方、ちょっと持っていると便利な装備など)、レインウェアー(通りいっぺんだけではない使い方や機能、選び方など)を示しながらの説明だった。
参加者は、飯田講師が持参した実物に触れることや(慣れた)使い方に興味津々で、講習会後の質疑応答時間では足りなかった。装備を揃えることの大切さや使い方、経験を重ねること、学んでいただけたように思う。
復習にも、新たな発見にもなる話で、山を知りたい、山に行きたくなるような講習会だった。
参加者の皆さんの様子が、楽しそうで輝いていること、うれしく思った。
今年度の初級者講習会も、山の魅力と安全登山、迷っている方への入り口となるようつなげていきたい。
記)S.I.