箱根(明神ヶ岳・明星ヶ岳) 日帰りハイキング【山行報告】
日時:2025年5月11日(土)8:30〜15:15
集合:7:20 小田原駅
参加者:13名
行程:→は徒歩、⇒はバス
小田原駅(7:35)⇒仙石バス停(8:14)→金時登山口(8:40)→矢倉沢峠(9:10)→明神ヶ岳1,169m(12:00)→明星ヶ岳924m(13:50)→宮城野橋バス停(15:15解散)→希望者で温泉&懇親会(宮城野温泉会館、小田原駅前の蕎麦屋)
<報告>
東京支部が設立して約1カ月。支部員の懇親を深めるため、今回は明神ヶ岳、明星ヶ岳と2つの箱根外輪山を縦走する山行を行った。
7:20小田原駅に集合し、バスに乗車。朝早いためか、道路混雑も全く無く、予定通りの時刻に仙石バス停で下車。そこから数分歩き、金時登山口バス停でトイレを済ませる。ここで、これから歩く稜線をバックに自己紹介の後、リーダーの林さんレクチャーのもと準備運動で身体をほぐし、早速出発。まずは、矢倉沢峠を目指してぐんぐん高度を上げていく。
矢倉沢峠からは、いよいよ明神ヶ岳に向かって気持ちの良い稜線歩きが始まる。この稜線はハコネダケが続くイメージが強いが、それだけではなく、広葉樹の森も現れ、鮮やかな新緑が目を楽しませてくれる。明るいグリーンの新緑に白い雲、そして時折覗く青空のコントラストが、何とも清々しい気分にさせてくれる。さらに、足元には黄、青、紫、白といった、色とりどりの小さな可愛らしい花々が次々と出迎えてくれた。とても小さいので、つい見逃してしまいそうだが、大人数で歩いているので、誰かしらが気が付いて「ここに、こんな可愛い花が咲いてますよ」と声を掛けてくれるのが有難い。
途中、まるでジオラマのような仙石原の街並みが眼下に広がり、そこから視線を上げると、噴煙上がる大涌谷やドーム状の姿をした金時山、その向こうには富士山の姿も望むことができた。長い稜線歩きを楽しみ、明神ヶ岳の山頂に到着した。
明神ヶ岳の山頂は展望が良く、広々として開放的な雰囲気だ。ここで思い思いに休憩を取り、今度は明星ヶ岳を目指す。途中の斜面では、遠く三浦半島まで続く海岸線も望むことができた。明星ヶ岳の山頂は、展望はないものの、芝生が広がり、ゆったり落ち着いた雰囲気。山頂でしばらくのんびり過ごし、終着点の宮城野に向かって下山。ここで解散となった。その後、希望者は徒歩で宮城野温泉会館へ向かい温泉でさっぱりした後、小田原まで移動。事前に永田さんから教えていただいた駅前の雰囲気の良い、美味しい蕎麦屋で反省会を行った。
今回の山行は、前日が悪天候だったにもかかわらず、当日は雲が多めながらも、時折日も差し、天気に恵まれた一日となった。箱根の広々とした風景、花々、そして何といってもこの季節にしか味わえない新緑の美しさを思う存分楽しむ一日となった。
小石 真澄
<参加者の感想>
●大変お世話になってしまいましたが、快く優しく対応して頂きまして誠にありがとうございました。何度も歩き慣れて様子は分かっているコースですが体調不良は想定外でした。それでも好天と素晴らしい仲間たちに恵まれて踏破出来たことと、美味しい蕎麦料理を囲んで話に花が咲いた時を共有出来たことは、忘れられない想い出が一ページ増えました。またの機会にご一緒したいです。感謝します。
●新緑の中、変化に富むトレイルを気持ちよく歩かせていただきました。ご参加の皆さまからいろんな話が伺え、楽しかったです。ありがとうございます。
●久しぶりの箱根の山歩き、スタッフの皆様の手厚いサポートで安全に楽しむことができました。ありがとうございました。
●天気にも恵まれ、富士山も見れて、楽しい山歩きでした。 4時起きで始発に乗り、小田原に向かいましたが、箱根って、意外と近いなあと、感じました。他の箱根の山にも、登ってみたいです。。。
●13名のメンバーまとめるのは大変ですね。ゆっくりしたコース配分で登山後、疲れが残りませんでした。
懇親会も参加したかったですが、急用ができました。今後とも宜しくお願いします。
●富士山がとても大きくみえた眺望の素晴らしい明神ケ岳、眺望はないものの広々した芝生でお昼寝したくなるようなのんびりした雰囲気の明星ヶ岳、実際に歩いてみると、それぞれの印象がくっきり残っていいものです。小田原のお蕎麦屋さんも大当たりでした。
●昨年12月の懇親山行以来、毎回好天で、東京支部の皆さんの日頃の行いの良さに感謝です。富士山を眺めながらの稜線歩きは最高。下山後の温泉もまろやかで良し。小田原の蕎麦も美味しく、美酒・真澄をご本人と飲め、最良の日でした。