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公益社団法人日本山岳会

「グレート・ヒマラヤ・トラバース5th」踏査だより

いよいよGHTはネパールでの最終ステージに出発します。
思えば2020年カンチェンジュンガ山群から始まったGHTはコロナにより一時中断しましたが、2022年秋より再開、今回で第5回目の踏査となります。
GHT5thは前回終了地のJOMSONから河口慧海(19oo年)や学術探検隊(1958年、1963年)の足跡を辿り、チベットの聖地カイラス山を展望する峠を目指します。
山域は北西ネパール(アッパードルボ~フムラ)で訪れる登山隊、トレッカーも少ない地域です。
期間は4/15~6/29と今までのGHTのなかで一番長く、またほとんどがテント泊になります。
メンバーはGHT5回目の重廣恒夫、吉井修、3回目の飯田邦幸、そして初参加の轟涼の4名です。
この地域は通信事情が良くないようですが、現地から連絡があり次第、皆さんに発信してゆきたいと思います。
ご期待ください(松田)

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【5月4日】

経文が刻まれたマニ石

GHT5th隊は順調に踏査を続けています。
計画よりも1日早く5/3にシーメン(Shimen)に到着しました。
5000mの高所にも身体が慣れてきたのでしょう。
5/4は休養日、洗濯や洗髪でリフレッシュの1日です。
シーメンまでの行程と厳しい環境のなかでもチベット仏教を信心し子供たちの教育に熱心な村の様子は、重廣隊長からの以下レポートをご覧ください。
これからも写真のような荒涼とした山間部を辿る山旅がこれからも続きます。
次の通信をお楽しみに!

《重廣レポート》
4/30 ツァルカツ(Chharka )からモーラ峠(Mola)5030mを越えて、途中のカルカ(Kharka)
5/1 カルカからキャンプサイト(Campsaite)
2日 キャンプサイトからティリジェ(Tinje)
3日 ティリジェからシーメン
4日 シーメンにてレスト
朝から洗濯、洗髪をおこなう。
ツァルカから自動車道がシーメンまで延びて、さらに先に向かっている様子。
天気は良いが、霞んだ状態でダウラギリ方面の展望もなかった。
サンダ(Santa)以降は車は走れず、トラクター、バイク、馬の世界。他のトレッカーはいない。
自動車道と交錯する旧道には古いゴンパや多くのチョルテンが多い。
ティリジェやシーメンには学校があり、シーメンには寄宿舎もある。
シーメン手前のプーゴンパから柳の樹が出現した。
特にシーメンの村は多い。シーメンでは畑を耕し始めていた。
まだ、緑は少ないがしばらくすると、緑の大地になるであろう。
昨日、一匹の山羊を購入、隊員はレバー、ポーターは内蔵料理に舌鼓を打つた。
ポーター達にはチャンやロキシーをふるまった。
ポーターはガムがデイ(Gamgedhi)まで同行予定。
明日は天空の村コマ(Khoma)に向かう予定。
以上、断片的ですが現況連絡します。全員、元気です。

*写真は、経文が刻まれたマニ石。
下の写真は左から、
・4/30ツアルカの村を振り返る
・4/30モーラ峠(5030m)
・モーラ峠を越えたカルカのテント場
・5/2テイリジェの村
・テイリジェの織物風景
・5/3シーメン手前のチョルテン

4/30ツアルカの村を振り返る4/30モーラ峠カルカのテント場テイリジェの村テイリジェの織物風景シーメン手前のチョルテン


【4月29日】

GHT5th隊から1週間ぶりに連絡がありました。
Santaからは徐々に標高をあげ5000mの峠を通過、予定通り昨日(4/28)ツアルカ(Chharka Bhot)に入りました。
今日は休養日です。
これからも通信状況が悪い日が続きますが、連絡あり次第投稿をし、最新情報を皆さんに届けたいと思います。
ご期待くださいませ。
踏査状況について以下の報告が重廣隊長からきています。
「皆様しばらく連絡出来ずに、ご心配をおかけしました。
サンダからも2020年に開削された自動車車道が延びており、トラクターやバイクが往来しています。
毎日午後は強い風が吹いて寒さと舞い上がる砂塵に閉口しています。これまでの行程と異なって、行き交うトレッカーは極端に少なく、これまで会ったのは昨日ポクスンドからのオーストリアの夫婦だけです。
今日はレストで明日からまた、褐色の大地の踏査が続きますが、全員元気です。
サンダでは、ヒルサを出発しカンチェンジュンガまで走り抜ける「グレートヒマラヤレース」の、メンバー3人、シェルパ2人に会いました。我々も頑張ります」
上の写真は、ツアルカの村に入る一行
下の写真は左から、河口慧海の日誌にでてくる百丈の橋、アッパードルボ入り口を目指す、ツチェ・ラ(5180m)、カルカ(ヤクの放牧地)をいくつも通過した

河口慧海の日誌にでてくる百丈の橋GHTGHTGHT


【4月21日】

GHTカトマンズ

GHT5th隊は4/19カトマンズを出発しポカラで1泊。
マルファ村にある河口慧海記念館を見学した後、ニルギリ北峰(7061m)が見えるJOMSON空港そばのホテルに投宿しました。
翌日は高所順応を兼ねて近くの丘(3300m)まで登り、ダウラギリ(8167m)を眺めることができたようです。
いよいよ明日(22日)から踏査開始です。ビスターリ、ビスターリで行きましょう!
写真は4月19日のカトマンズ出発前。
下の写真は左から、
・悪路に備えてスペヤタイヤを積み込む
・ポカラ~JOMSONの間、ルプセの滝
・カリガンダキ川沿いの道
・マルファ村にある河口慧海記念館
・慧海はここで3ヶ月間読経を続けたと言われています
・慧海の一句「ヒマラヤの雪の岩間に宿りては、やもとに上る月をしぞ思ふ」
・マルファ村の全景。りんごの花がちょうど咲いていた
・悪路を走る
・宿からのニルギリ北峰(7061m)
・3300mの丘。背後の左端がダウラギリ(8167m)

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【4月19日】

GHTカトマンズ

GHT5th隊は予定通り4/15出国、カトマンズで3日間の準備を終えて、本日(4/19)チャーターバスでポカラに向かっています。
翌日は前回の終了地のJOMSONです。
JOMSONで休養の後、22日より約2ヶ月間の踏査開始となります。
ネパールでは最終ステージとなるグレートヒマラヤの山旅をたっぷりと楽しんで欲しいと思います。
写真は、カトマンズ到着
下の写真は、左から、食料準備、装備準備、準備完了、いよいよカトマンズを出発だ!(左から飯田、重廣、轟、吉井、ラムカジ(ガイド))

GHTカトマンズGHTカトマンズGHTカトマンズ


【3月28日】

グレートヒマラヤトラバース

写真は左から重廣、吉井、轟、飯田です。
地図は、GHT5thの踏査MAPです。

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