グレート・ヒマラヤ・トラバース
日本山岳会は、1956(昭和31)年のマナスル初登頂を嚆矢として、多くのヒマラヤの高峰に挑戦してきた。会員たちは既に登られた山に対してもルートを変え、登り方を変え、季節を変えて、挑戦すべき課題を見出してきた。
グレート・ヒマラヤ・トラバースは、2025年に創立120周年を迎える日本山岳会のこれまでのヒマラヤ登山の足跡を辿りながら、新しいヒマラヤ登山を模索する「温故知新」の山旅である。
目的
- ヒマラヤ地域の初登頂時代から現代に至る生活の変化や、地球温暖化による環境変化の調査
- 夢を描き・計画を作り・実行するチャレンジ精神を、5000kmにも及ぶ長大なヒマラヤ山脈横断という踏査を通じて次代へ伝える