貝掛温泉を8時に出発し9時に中の峠に到着する。
湯沢市街地から三国峠間の旧三国街道は現在の国道17号線とオーバーラップする区間が多く、古道調査として歩ける区間は限られる。三国街道の山中三宿として三俣、二居、浅貝があるが、二居峠を越え二居宿に至るルートが中部北陸自然歩道として整備され往時を偲ぶことができる。このルートは「越後三国街道石畳の道」とも言われ、貝掛温泉から平標登山口までを結ぶ9km余りの自然遊歩道である。 中の峠から下りに入ると明治初年に敷設された「日向の石畳」である。前方の高い尾根に送電線が見えてくると鞍部になり、二居峠への登りが始まる。
二居峠の東屋の前で集合写真を撮り、しばし国道17号線と二居集落を見下ろす。
集落内を進み「宿場の湯」を通り平標登山口へ下山した。
詳細は三国街道を歩くをご覧ください。 記 松井潤次