【山名】熱海・玄岳
【日時】2026年1月11日(日)日帰り
【天候】晴れ(山頂強風)
【集合】9時15分 熱海駅
【参加者】飯田、泉谷、磯崎、小山、黒沼、少路、高橋、宅野、中村、永田、成田、西尾、林、松本、三井、森岡、森田(L)、谷島、吉田(19名)
新年に毎年恒例の熱海山行です。
昨年は十国峠(日金山)に行ったが今年はまた元に戻り玄岳を目指す事となった。今回は新入会員も数名参加しての総勢19名と大勢の参加をいただいた。
ところで玄岳山行はここ数年来富士山が見えないというジンクスが続いています。今年は果たしてどうなるのか!? また2年前には積雪もあり天気にあまり恵まれないルートです。今回の報告では天候をテーマに記述します。
事前の天気予報では冬型が続き太平洋側は概ね晴れるものの日本海北部の低気圧に伴う前線が通過して一時的に降雨があり風も強くなりそうな模様。富士山の展望も微妙です。
この天気概況は出発日の5日程前から掴んでいましたが、2日前の予報で雨は前夜に弱く降り当日は晴天となること。ただし強い西風が見込まれるものの、催行に関しては可能と判断しこの時点でMLにて参加メンバーに予定通り催行と当日の強風注意喚起の連絡を発しました。強風に関しては漸く前日夕方になってからテレビの天気予報でも報じていました。
強風と積雪のリスクがある為、場合によっては登頂を諦め、頂上の下の展望ポイントで富士山を展望して下山というBプランも前日には一応想定してはおりました。
然し当日朝の出発時点で都内では風も弱くこの時期にしては気温がさほど低下しなかった為、前夜の伊豆箱根山域では降雨があったものの雪にはならず路面が多少濡れている程度なのを伊豆スカイライン玄岳のライブカメラで確認しながらひと安心して熱海に向いました。
《0915時》
熱海駅では大人数にも拘わらず1人の遅刻者も忘れ物もなく、定刻通りのバスに乗車し登山口バス停に10時前に到着。この時点で時折風は吹くものの登山に支障の程ではありません。(熱海は伊豆箱根山塊に守られて西北方向の風の影響を受けにくいので当然です)
《1010時》に登山口を出発。出だしの舗装路の急登には毎度辟易でしたが和気藹々と順調に登山は進み、眼下には熱海湾と初島、大島、太平洋を望む絶景です。山頂付近でさすがに風は強まりましたが構わずに進み
《1129時》に早くも玄岳山頂に到着です。
(事前に想定していながら)ところがここでもの凄い強風に遭遇しビックリ仰天です。遮るもののない西風の突風をまともに受け、皆さん立っていることもままならない辛い状況です。NGTさんが簡易風速計を持参していましたが瞬間的には風速20M/S近い強風だったと思われます。
予定では山頂で昼食ですが到底不可能な状況です。ところがところが西方を見れば晴れた空には見事な富士山が、、ついにジンクスは破れて皆さん歓喜です🗻
然し一刻も早く頂上から下山せねばと富士山の方向に引かれるように西へと続く予定ルートの氷ヶ池への下山道を下りました。ところがこの道は少なからずな難路なんです。急斜面で滑りやすく何箇所かにロープが張られているものの風に煽られてバランスを崩して転倒すれば大怪我をします。風で木の枝等が飛んでくる危険や2M以上もある笹薮は多少の風除けになるものの風に揺れて顔や手に触れれば切傷を負いかねません。下山はかなり冷や冷やものでした。
《1209時》漸く氷ヶ池付近まで降りて来た時には突風で池の水が噴き上げ水飛沫を浴びる羽目になり驚きました。池畔で耐風姿勢のまま喉に流し込むように短時間で昼食を取りました。
★
確かにこれは非常に貴重な山行経験が出来たとも言えますが、、、もしも行程中にトラブルがあり停滞すれば低体温症の怖れが大であり強風下ではツェルトも張れずヘリの救助も期待出来ません。大人数や初級者がいる場合は更にリスクが増します。今回はその蓋然性が低かったとは思われず、氷ヶ池方面に下ったのは戦略上の『死地に自ら突っ込む』悪手に近い疑問手と言えて今回は玄岳山頂で引き返すのが冷静で妥当な判断であったと考察します。強風を事前に想定しながらいざとなった時に安全な判断が下だせないリーダーの優柔不断に問題がありますが、改めて風の怖さと判断の難しさを認識しました。
とはいえ事故もなく全員無事帰還出来たMCCの面々は経験値が高くやはり流石でした。
《1401時》に登山口バス停に到着して無事下山完了、予定より1時間近く早くなりました。
この後は買い出しとブラNagataで熱海の街を散策し例によって駅前温泉で大宴会です。
既報の通りで改めて書きませんが盛り上がったのは言うまでもありません!!
【参加者の感想】
・初めて参加させて頂きました。皆さんの和気あいあいとした雰囲気がとても居心地よく、人生最強の強風にあったにも関わらず、とても楽しい新年会でした。富士山も見えてよかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。
(ISさん)
・玄岳新年山行
前日から強風予報、予想通り頂上では「これが風速16メートルかー」
強風に飛ばされる感覚を味わえました。
なかなかできない貴重な体験です!
そして裾野まで見える富士山は雄大で感動的でした。
新年会は、MCCならではの絆を感じる大盛り上がりのとてもステキな会。
企画、準備してくださったリーダー、サブリーダー、ご参加の皆さん、有難うございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
(YYさん)
・風速17.9mの体感経験が出来て良かったです!
人なんて自然の呼吸で簡単に飛ばされちゃうんだと思いました。また氷ヶ池の水面から巻上がる飛沫や富士山の雪煙など、強風時ならではの自然現象も見れて良かったです。
(SJさん)
・玄岳山行は過去何回か参加させて頂いていますが、今回が一番中身が濃く、印象強く良い思い出となりました。
山行では絶景と自然の猛威を肌で感じ、新年会ではメンバーとの語らいと美味しい食事にお酒、さらにサプライズイベントまであり、贅沢なひとときを過ごせたことは自分の人生のなかでかなり有意義な時間だったと思います。
これからも山の仲間と色々な体験ができればと思っています。
本当にありがとうございました。
(OYMさん)
今回、2年ぶりの玄岳ということで、久しぶりに富士山を拝めるのをとても楽しみにしていました。
前回は強風でとても寒く、さらに登頂した時には雲がかかって富士山がよく見えなかった記憶があります。今回はどうだろう……という期待感がありました。
そして何より、山行後の新年会も楽しみで参加しました。
当日は見事な快晴で、この時期にしては気温も高め。歩いている最中は汗ばむほどの陽気でした。
しかし、頂上に近づくにつれ「ん? 風強くない?」と感じ始め、11時半頃に山頂へ到着した頃には飛ばされそうなほどの強風。山頂に設置されている「玄岳の音色」は、誰も触れていないのに風で鳴っていました。
気になる富士山は、山頂付近にうっすら雲がかかっていたものの、美しい稜線を眺めることができました。
本来なら山頂で昼食だったと思いますが、台風並みの強風のため場所を移動し、氷ヶ池でようやく昼食。
池の水が強風で舞い上がり、山頂付近まで飛んでいる様子には驚かされました。その水が体に当たると「バチバチッ」と痛いほどで・・・
昼食後はバス停まで歩き、14時過ぎに玄岳バス停に到着。バスで移動し、いつものマックスバリューで食材や飲み物を購入して徒歩で温泉へ。途中で「ブラ永田」の話を聞きながら向かい、無事到着。
温泉での新年会では、手作りの食べ物を持ってきてくださった方もおり、最高の時間になりました。
さらに、1月生まれの誕生日会まで開いていただき、サプライズで感謝感激で本当に有難うございました。
また来年もぜひ新年山行行いたいです。
なお、新年会会場の予約が1週ずれていることが分かった瞬間は、場が一瞬凍りつきましたが、無事に開催できて本当に良かったです。
今回学び 強風での歩行体験、装備と備え、食材の購入量(笑)
(NTさん)

