【山 名】 赤城山古道
【集 合】 2020年10月25日
【行 程】
前橋駅8:25=タクシー=9:15三夜沢赤城神社―10:30櫃石―12:30上の東屋―13:25軽井沢峠―14:15八丁峠(小沼散策)―14:50あかぎ広場前―赤城ビジターセンター15:15=臨時バス=17:45前橋駅(解散)―反省会突入
【参加者】
(順不同、敬称略)L近藤、SL永田、高橋、松本、多田、藤野、山田、加藤(ま)、加藤(ひ)(記録)
【感 想】
古道プロジェクトのリーダー近藤さんによるMCC企画第一弾!コロナの影響で、本来であればMCC山行は年2回実施していただいていたのですが、今年は変則的に1回のみとなってしまったのは残念でしたが、十分に楽しめる山行でした。赤城山は2年前に、スノーハイクを担当した際に、何回か季節を替えて下見に通いましたが、下の方から大洞に登るのは初めての経験でとても楽しかったです。
パワースポットで有名な三夜沢赤城神社に参って今日の安全を祈り(忘れて)、早速出発しました。登山口はキャンプ場のそばにあり、なかなか道は荒れていました。三々五々で歩いて行くと、途中道の真ん中で大きな鹿が倒れていました。特に、撃たれ跡もなく、怪我もしていないようでした。命の儚さと自然の厳しさを感じた瞬間でした。その先暫く歩いて行くと櫃岩に出ました。ここは岩の周りを柵で囲っていましたが、一部策は崩壊していました。この岩の大きさは、幅2m、高さ2.5m、奥行き5mで、祭壇の機能を果たしていたようです。MCCならではですが、ここでは石版の説明を読み解くのに、タップリと時間を使いました。
その後、藪道に突入。途中、熊スプレーガンマンとの出会いもありました。また、藪歩きで、殆ど人が入っていないので、道が非常に不明瞭でした。皆で思い思いにあっちゃこっちゃ行きながら道を見つけるドタバタが醍醐味でした。
荒山の東屋に登りつめる最後の急登は厳しいものでしたが、周囲の紅葉が素晴らしく、皆(?)でひーひーいいながらも、美しい景色を楽しみながら何とか登り切りました。その後は、軽井沢峠までは快適な山歩きが続き、三途の川の先にある水の干上がった血の池などを見学しながら、小沼まで散策。湖畔は静謐で、周囲の美しい錦色を湖面に写していました。暫し癒されながら、心豊かな時間を過ごしました。
最後トイレ探しなどをしていて時間切れとなってしまい赤城神社に詣でることはできなかったのは大変残念でしたが、帰り道が異常に渋滞しており、早目に切り上げてバスで駅に向かったのは絶妙な判断でした。2時間以上かけて駅にたどり着いた頃には、周囲は真っ暗でした。その場で解散し、家路を急ぐチームと、反省チームに分かれました。私は今回も非常に深~く反省をしたのは言うまでもありません。
(加藤ひ)
【特記事項】
【天気】・終日晴れ。厚着を用意してきたが、登山中は半袖でも問題ない陽気。
【混雑状況】・小沼までの道は天気のせいか、コロナのせいか、古道のせいか、登山客少なかった。大洞の周辺は結構な人出でした。
【通行規制】・特になかったが、異常な渋滞で前橋駅に戻るまでに2時間以上かかった
【ヒヤリハット】・特になし
三夜沢赤城神社
登山口入り口のキャンプ場
櫃岩見学
熊スプレーガンマン
談笑中
急登中の一服の清涼剤
ようやく見えた東屋
荒山から軽井沢峠へ
三途の川へようこそ
小沼(この)散策