記:竹内晴美
日 時:2022 年8 月2 日(火)~ 4 日(木)
参加者:石原夫妻、下河邊史郎、山田茂則、小笠原達夫、高橋聰、川村光子、廣島孝子、杉田和美、竹内晴美 10 名
8 月2 日
今回の世話役である小笠原さんに指定された東京駅9 時32 分発北陸新幹線に乗車して「上越妙高駅」に11 時24 分に到着して改札口に行くと、本日参加される方達が全員集まっている。だが迎えに来られているはずの小笠原さんの姿が見えない。外の駐車場で待っているものと思い改札を出て右側の方に行くと、駐車場があるのでそこに行き、外を眺めても小笠原さんの車が見えない。髙橋さんが小笠原さんに電話をすると反対側の西口の駐車場にいるとの事。ではそちらに回るよと言っていたら、今から行くのは東口側なので、そこで待っているようにと言われ、直ぐに迎えに来てくれたのでした。
車に全員乗り込み丁度昼時なので小笠原さんが予約していてくれた昼食場所で有る浜寿司に、予約時間よりかなり早くお店に着いたので、案内してくれたお部屋はまだ何も用意されて無く、冷房が効く迄少し時間が掛かったのですが、食事は握り寿司、茶わん蒸し、サラダ、鳥のから揚げ、デザート等盛り沢山でおいしい食事を楽しませて戴き、その後会場に向かう途中でこれも小笠原さんが予約していてくれたスーパーで夜のお弁当を引き取り、本日の花火会場である長岡の信濃川河川公園に向かいました。
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| 長岡の花火大会 | |
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入場開始は午後3 時からとなっているのですが、まだ入場時間には30 分も早いのに、花火会場には既に多くの人達が入場しており、指定されたB 会場の南エリア席に何とか持参のブルーシートを敷ける場所を確保してから、近くに見えるスーパーイオンに行き、各自飲み物などを調達してから、夜のお弁当をつまみに、ほどほどに喉を潤しながら、花火が始まるのを待つのでしたが、幾人かの人は喉を潤しすぎたのか、花火が始まる19 時20 分には白川夜船を漕ぐ人もいたようです。
花火が揚がる予定の5 分前の19 時15 分に大音響で各種の説明のアナウンスが始まり、( この花火会場は信濃川の長生橋と大手大橋間の両岸)19 時20 分に10 号玉3 発が私たちのいる目の前で打ち上げられ、コロナウイルで延期になっていた令和4 年度の長岡まつり大花火大会が始まったのでした。その大きさ、迫力に圧倒され、息を憑く間も無いままにあっという間に2 時間が過ぎてしまい、最後に尺玉の100 連発で終わったのでした。帰り支度をして小笠原さんの車を置いてある長岡丘陵公園に行くためのシャトルバス乗り場に行く間、なかなか興奮が冷めません。
(長岡の花火大会)
シャトルバスに乗り長岡丘陵公園駐車場に23 時に着き、小笠原さんの車に乗り換え、宿に向かったのでしたが、何が原因か上信越自動車道の新井パーキング手前の観音平トンネルの中で右後輪がバーストしてしまい、トンネルの中でのタイヤ交換は危険なので、警察に電話すると車に乗っていると追突される危険があるので、全員車から降りて待っていなさいとの指示。高速警察隊が到着すると直ぐに発煙筒等を点けて安全を確保してくれ、そのうち連絡していたJAF も到着して、素早くタイヤ交換を済ませたのですが、タイヤがバーストして引きずってしまったので、サイドブレーキのワイヤーが痛んでいるので、絶対にサイドブレーキは使用しないで直ぐに修理に出した方が良いですよと注意をされていたようでした。この事故で1 時間半ほど罹り再び宿に向かい、宿のユアーズ・インの看板が見えた時はホットしました。午前3 時頃宿に到着。入浴後久方ぶりに遅い時間に眠りに。
8 月3 日
本日は昨日遅かったので9 時に朝食。パンに付けたジヤムが後で聞くと奥さんの手作りとか、とても美味しいので自分のお土産としてゲット。10 時に出発をして、黒姫駅でご帰宅される石原さん御夫妻とお別れして、黒姫高原信濃自然歩道入口へ。髙橋さんが本日の下山口である苗名の滝の駐車場迄車を持って行ってくれるので、後の人達と小笠原さんの案内で11 時05 分出発する。
途中歩きやすい所で写真を撮りながら歩いていると、真っ赤なプルンとしたタマゴダケが沢山生えていて目を奪われ、又自然歩道の最後に出て来た苗名の滝の水量の多さに圧倒されたのでした。14 頃に高橋さんの待つ苗名の滝の駐車場に下山して少し時間も遅いのですが、此処のレストランの名物で有る流しソーメンで昼食です。冷たい水の中をソーメンがくるくると回るので, ノドゴシが良くていくらでも食べられそう、だがこれから運転してくれる小笠原さんには申し訳ないのですが、ビールも戴いてしまったので、自分の一人前程度食べるのが精一杯でした。
1 5時3 0分に本日帰られる下河邊さん、山田さん、杉田さん達と黒姫駅でお別れして、此の黒姫駅の前にある酒屋さんで高橋さんが今晩用にと大信州の一升瓶( 税込み6,050) を買われていました。序に川村さんも旦那さんの土産用にと4 合瓶を一本購入。宿には16 時に着いて入浴してから、明日の為にも夕食までゆっくりと過ごすことに。残り組は4 名となると少し寂しい感じもするのですが、前日の花火、今日の苗名の滝と話は尽きません。私は今晩の御神酒は少しだけにして早めに休んだのですが、小笠原さんと高橋さんの二人で、今日買ってきたお酒は殆ど空けてしまったようでした。
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| 苗名滝 | 苗名滝での一茶 句 |
『苗名滝(なえな)について』の現地説明文
日本の滝百選にも選ばれている「苗名滝」は上流の「二の滝」から「四の滝」迄続く中で最も規模が大きい勇壮な滝で、落差55メートル有り、柱状節理をもつ玄武岩の断層で出来ています。その昔、滝から落ちる水音があまりにも激しく、轟音が周囲の森に響きわたり、まるで地震の様だったことから地震滝と呼ばれていました、この地震滝という名称が、古語辞典によると地震と書いて「なゐ」と読ませており、音が通じるとことから苗名滝に変化したと言われているようだ。尚この苗名滝の所在については、火打山か高妻山を源頭としているようで、乙女湖より流れ出ている関川の上流に有り、最後は直江津港に流れ出ている。
8 月4 日
朝起きると何だか雨模様のよう。本日は八方尾根の八方池迄散策の予定なのですが、中止になるかと思っていたら、取敢えず現地に行ってから様子を見ることに。6 時に朝食後7 時に出発をする。
此処妙高高原から八方尾根迄のルートは戸隠~鬼無里村を通って行くのが一番距離は短いとの事らしい。だが鬼無里村を過ぎて白馬迄の路はくねくねと曲がり、車に弱い人にはちょっと堪える感じでした。
ゆっくり2 時間程かけて白馬のケーブル乗り場へ、ここでトイレタイムの後黒菱平迄車で上がる。黒菱平よりリフトを2 本乗り継ぎ八方池山荘迄上がり、ヤナギランに迎えられてここよりガスの中を歩くことに。かなりの濃霧の中色々なお花が咲いていて、目や心を和やかにして貰えましたが、途中で高橋さんと小笠原さんはこのガスの中歩いても何も見えないので、下に降りて八方池山荘で待っていると言われたので、女3 人は15 分程度歩いてから、八方池に未練を残し下ったのでした。次は天気の良い時に来て唐松岳迄行かなくとも、八方池迄は沢山のお花を愛でながら、何としてもゆっくりと歩いてみたいものです。
リフト乗り場迄降りると何だか小笠原さんがうろうろと下を見て何か探しながら歩いている。どうしたのですかと聞いたら、往復のリフト券を無くしたようなので、どこかに落ちていないか探しているのだとの事。それなら登りの時にリフト券が落ちていたので、私がリフト乗り場の方に落とし物として届けておきましたと伝え、リフト乗り場で問い合わせたら、渡して戴けたのでひと騒ぎも幕となったのでした。
此の後は白馬よりオリンピック道路を通り、途中の路の駅で昼食を摂り何事も無く長野駅まで送って戴き、解散となりましたが、本当に何時も乍ら車の運転と山の案内有難うございます。素敵な3 日を過ごさせて頂いた小笠原さんに感謝、感謝です。














