2021年里山歴史研究会総会報告
Yoshikawa M
4月17日、 春の雨が蕭々と降る中、相原駅から大型マイクロバスに乗り込み町田市大地沢青年センターへ向かった。通常はJAC本部で開催のサトケンの総会、今年はコロナの影響によりこのセンターで開催となった。豪奢なフロントこそないが、ホテルのような立派な建物と設備に驚いた。
今回の総会は体調不良のメンバー以外全員出席。コロナの影響で中々会うことができない状況下久々の再会を喜ぶ気持ちも手伝い、総会は和やかで楽しい雰囲気の中滞りなく行われた。
総会後は飲食が可能な食堂へ移動し、ソーシャルディスタンスを保ちながらランチを楽しんだ。
午後はお天気が良ければセンターの裏から通じる登山道を経て草戸山へハイキングの予定だったが、雨足も強くなってきたので大地沢の散策を楽しむことになった。
大地沢周辺はとても都内とは思えないほどの自然豊かな森の中で、奥へ進むと境川の源流へと通じていた。目の覚めるような新緑のグリーンが、雨でより鮮やかさを増して美しかった。
バス停へ向かう道すがら、スミレやツツジ類などたくさんの花々も見ることもできたが、その中でもニリンソウの群落や大きなイチリンソウ?があったのが特に印象的だった。
再びの緊急事態宣言もありうる東京の状況。今年は果たしてどれほどの活動が可能であろうか??そんな思いをめぐらせながら、近間であっても素晴らしい春の風景と素敵な先輩方や仲間と過ごせた時間はとても貴重に思えた。
参加者 男性4名 女性9名